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話のオチは必要ない!?関東と関西で異なる話術の文化

7/16(日) 1:30配信

ニッポン放送「しゃベル」

映画パーソナリティ・コトブキツカサが“映画だけじゃない”話題でしゃべり続けるインターネットラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンモバイル」の第46回が配信され、関西と関東で異なる“話のオチ”への考え方の違いについて語った。

先日、知り合いのディレクターに誘われ、東京の池尻大橋にある飲み屋さんに行ったというコトブキ。その店は、知る人ぞ知る名店であり、ダウンタウン松本も一時期、関係者や後輩たちとたびたび 来店。当時、テレビなどではまだブレイクしていなかった宮川大輔が、食事の席で披露したエピソードトークの面白さに着想を得て、その現場にいたフジテレビのプロデューサーに話を持ち掛けたことから「すべらない話」が始まったとも言われているという。

そんな人気番組発祥のお店からの帰宅途中、“あること”について考えたと語るコトブキ。それは、関東と関西の芸人の“話術の違い”。

「すべらない話」に代表されるように、関西の芸人が語るエピソードトークは、フリや伏線があった上で最後に“きれいなオチ”が用意されている話術が基本であり、ある意味で話にオチを用意するのは必須という印象がある一方、関東の芸人の場合は、それが必ずしも当てはまら ないと分析。

実際、「すべらない話」に関東圏の芸人・文化人が出演した際にも、“オチ”のある話術を披露した印象はなく、おぎやはぎの矢作や古舘伊知郎が出演した回を見ても「トークの内容はすごく面白かったが、最終的な話のオチはなく、ふわっとまとめて終わっていた」、「静岡で過ごした少年時代から関東のお笑い文化に触れることが多かったが、実はきれいな“オチ”のある話を聞いた記憶がほとんどない」と振り返った。

さらに、「オールナイトニッポン」でも数々の伝説的フリートークを披露してきたビートたけしや、とんねるずの2人も、瞬間瞬間の面白さやマシンガントークの技術はズバ抜けている反面、話にオチを用意してトークを構成するタイプではないと回想。

現在では“オチのある話術”が一つの芸として確立されおり、全国区のテレビ番組でも芸人のトークには“オチ”が求められることが多いが、これは「すべらない話」以降に見られるようになった演出の傾向だと解説した。
また、関東流の話術では“オチ”の替わりに「武器となる印象的な一言」が好まれると分析した。

ニッポン放送