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WECニュルでポールポジションの小林可夢偉、厳しいレースを予測「ポルシェに優勝させないことが最優先」

7/16(日) 14:51配信

motorsport.com 日本版

 WECニュルブルクリンク戦の予選が行われ、7号車がポールポジションを獲得した。予選を担当したのは小林可夢偉と、今回より再び7号車トヨタのクルーとして戻ってきたホセ・マリア・ロペスだった。

WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間耐久レースの予選結果

 セッション序盤でコースインするタイミングを遅らせたロペスは、アタック1発目でトップタイムを叩き出した。その後の小林可夢偉も好タイムをマークしてポールポジションを獲得した。

 その予選について小林は次のように語った。

「今週末ニュータイヤを履いたのは予選が初めてなんです。だからちょっと分からない状態だった。もう少し上手く纏めることが出来たと思うけど、まあポールポジションには十分だったので良しとします」

「単純にその原因が、クルマのシステムかタイヤなのかがわからないんですけど、何かが合っていなくて、それでタイムが上がってこなかったんですよね」

 しかしどういう状況であれ、7号車トヨタはポールポジションを獲得した。そのことに対し、小林は次のように分析している。

「僕は全部のコーナーでバランスが取れませんでしたね。そもそも僕たちがポールポジションを獲れるとは思わなかったから」

「逆にポルシェがあまり上がってこなかったなっていう感じですね」

 昨日行われたフリー走行ではポジティブな点は何もなかったと述べていた小林だが、その後の作業で良い感触が得られたのか訊くと次のように答えた。

「いや、(タイムが出るのは)ニューだけみたいですね。古いのは全然ダメですね。なのでレースではポルシェに追いかけられてしまう可能性が高いあります」

「でもまあ(コース幅が狭いから)車幅が2~3mあれば絶対抜かれないですよね」と小林は冗談めかした。

 ニュルブルクリンクはオーバーテイクが難しいサーキットであるが、コンディションが改善されない限り厳しいレースとなりそうだ。

「そうですね。でもどちらにせよ、25ポイントをポルシェに取らせないようにするっていうのが第一優先事項じゃないですか」と小林。

「ポジションを死守するということは絶対です。後ろに8号車がきているのであれば別ですが」

「(初優勝の)可能性は他のサーキットほどあるわけじゃないと思います。とりあえず僕たちはそんなこと考えずにベストを尽くだけです。そんなこと言える余裕はないですから。今年は」