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【スーパー耐久】オートポリス決勝Gr2:TOM’S SPIRT 86がクラス3連勝

7/16(日) 19:14配信

motorsport.com 日本版

 オートポリスで行われた2017スーパー耐久第4戦。ST-4、ST-5クラスで争われたGr.2は#86 TOM’S SPIRIT 86(松井孝允/蒲生尚弥/坪井翔)が優勝を飾った。

 午前8時30分から始まった決勝レース。3時間耐久戦である。ポールポジションからスタートした#86 TOM’S SPIRIT 86は、松井がスタートドライバーを担当。順調に逃げていきたいところだったが、開幕戦のウィナーでもある#93 SKR ENGINEERING ings S2000の佐々木雅弘も必死で食らいつき、2~3秒差の接近したレース展開が続いた。

 #86 TOM’S SPIRIT 86は1時間を経過したところでピットイン。坪井翔が中盤スティントを担当すると2分05秒後半から2分06秒前半と安定したペースで徐々に後続との差を広げいき、1時間30分を経過する頃には2番手以下に40秒近い差をつけた。

 そのまま2時間を経過するところで2回目のピットストップを行い、蒲生が最終スティントを担当。2人が築き上げた差をしっかり守りきり、85周走破したところで3時間が経過しトップチェッカー。第2戦SUGOから3連勝を飾った。

 2位には#13 ENDLESS・ADVAN・86(小河諒/高橋翼/花里祐弥)、3位に#93 SKR ENGINEERING ings S2000(太田侑弥/佐々木雅弘)となった。

 今回も完璧な走りでトップを死守した松井は「今回ウェイトもあって、厳しい戦いになるとは思っていましたが、チームも色々考えてくて、今回は本当にうまくいきました。チームもミスなくやってくれたので、よかったです」とコメントした。

 中盤で安定した走りを見せた坪井は「ウェイトがどう影響するかとは思っていましたが、それを含めた作戦とかが全てうまくいけました」と語る。

 蒲生も「2人がすごいギャップを作ってくれて、ピット作業もメカニックさんが早くやってくれたので、僕が乗った時にはかなり余裕がありました。予選でポールを獲れて、決勝も後続に飲み込まれることなく走り続けられたのが良かったと思います。ウェイトが重いと加速が鈍って混戦に弱くなるのですが、単独で走れば速かったので全てがうまくいきました」と、ウェイトハンデが重いながらも、完璧なレース運びができたことが勝因だったと語った。

 これでトータル82.0ポイントに伸ばした#86 TOM’S SPIRIT 86は、次回第5戦の結果次第では最終戦を待たずにチャンピオンが決定する可能性がある。

 これについては3人とも冷静に考えており、松井は「富士は長丁場なので、リタイアだけないようにしっかり走りたいと思います」とコメント。

 坪井は「もちろんチャンピオンは獲りたいですが、富士は10時間でポイントも大きいので、僕としてはちゃんと富士で勝てるように準備していかないといけないのかなと思います」と気を引き締め直していた。

 また蒲生も「(富士で)獲れればいいですけど、今まで通りやればチャンピオンは獲れると思っているので、普通にやるだけです」と語った。

 またST-5クラスは、スタートから#88 村上モータースMAZDAロードスターND(村上博幸/脇谷猛/加藤正将)と#2 TEAM221 BOMEX マッハ車検 ND5RC(筒井克彦/山下潤一郎/山西康司)のマツダ・ロードスターによるトップ争いが白熱。一時は#2 TEAM221 BOMEX マッハ車検 ND5RCが先行したが、終盤に#88 村上モータースMAZDAロードスターNDが逆転。1秒を切る大接戦となったが、結局#88 村上モータースMAZDAロードスターNDが逃げ切った。最後トップ2の差は0.275秒だった。こちらも第2戦SUGOから続く3連勝を記録した。

吉田知弘