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トルコのクーデター未遂1年、各地で追悼行事

7/16(日) 20:40配信

読売新聞

 【イスタンブール=倉茂由美子】トルコ軍の一部によるクーデター未遂事件から1年がたった15日夜、トルコ各地では、クーデターの企てに立ち向かって犠牲になった市民約250人の追悼行事が行われた。

 エルドアン大統領は「事件を忘れてはいけない」と、国民に団結を訴えた。

 トルコは今年から、7月15日を「民主主義と国民団結の日」として祝日に指定した。最大都市のイスタンブールでは事件当時、ボスポラス海峡の大橋を封鎖した反乱勢力との衝突で、市民30人以上が死亡した。15日夜は、この橋のたもとに赤いトルコ国旗や犠牲者の顔写真を手にした市民数十万人が集まり、歌を歌うなどして、祈りをささげた。

 集会会場に姿を見せたエルドアン氏は演説で、事件の黒幕とされる宗教指導者フェトフッラー・ギュレン師派を「テロリスト」と呼び非難した。「国を裏切った者には、必ず処罰を下す」と述べ、死刑制度復活にも改めて意欲を示した。

最終更新:7/18(火) 2:01
読売新聞