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高校野球沖縄大会:美来工、投打で圧倒 38年ぶり決勝進出

7/16(日) 10:50配信

沖縄タイムス

 美来工科は10安打8点を挙げてコールド勝ち。初回に山川倫輝の適時二塁打で先制、四回には玉城幸人が今大会2本目の本塁打で引き離した。五回に山内慧、六回には神山諒介が適時打を放った。残塁も四つと少なく、打線がつながった。八重山農林は4投手が小刻みに継投したが、打ち込まれた。打線は美来工の2投手を前に5安打と奮わなかった。

代打玉城が満塁アーチ

 まさに目の覚めるような一発だった。四回1死満塁、美来工科の眞玉橋元博監督から「思い切り振ってこい」と送り出された2年生の代打、玉城幸人が自身初の満塁アーチで流れを一気に引き寄せた。「ベンチに入れなかった3年生の分まで絶対に打とうと思っていた。最高の気分」。決勝進出に大きく貢献し、充実感をにじませた。

 初回に先制点を奪ったが、毎イニングで得点圏に走者を背負う苦しい展開。1-0の四回無死、先制打を放った3番山川倫輝が「相手に傾いていた流れを変えたかった」と、右前打で出塁すると、5番平川輝、6番比屋根京介の連打で1死満塁のチャンスを迎えた。

 八重山農林が左腕登野城吉紘にスイッチした場面で、眞玉橋監督が玉城を打席へ。初球の甘く入った直球を左翼席へ運び、ダイヤモンドを一周しながら何度も拳を突き上げた。

 打線は五、六回にも計4安打で3点を挙げてコールド勝利。4打数3安打と気を吐いた山川は「ノーステップで低い弾道の打球を打ち、つなぐ意識を持った」。玉城は今大会2本目の本塁打だ。「苦しかったけど、打って勝つ野球ができた。限られたチャンスをものにし、甲子園に行く」

 チーム集大成の夏に、38年ぶりの甲子園切符をつかみにいく。(我喜屋あかね)

最終更新:7/16(日) 10:50
沖縄タイムス

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