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高校野球沖縄大会:比嘉太が気合の好救援 3回投げ2安打無失点

7/16(日) 10:55配信

沖縄タイムス

 美来工科のエース山内慧が四回までに3四球と苦しむ中、五回から登板した右下手投げの比嘉太陽が好救援をみせた。3回を投げ、2安打無失点。持ち味の打たせて取るピッチングを、大事な舞台で発揮した。

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 悔しさを力に変えた。3回戦の北山戦で2番手で登板したものの、3安打を浴びて自責点2。アウトを一つも取れずにマウンドを降りた。「『きょうこそは』という気持ちだった。チームの役に立ちたい一心で投げた」。制球力を武器に得意のスライダーで五つのフライアウトを重ね、眞玉橋元博監督は「持ち味が存分に出ていた。復活してくれてよかった」とうなずく。

 打っては六回に左前打で出塁し、7点目のホームを踏んだ。「いつもバッティングは良くないけど、うまく当たってくれた」と満面の笑み。決勝に向け「このチームで甲子園に行きたい。きょうの気持ちを忘れず、あしたもしっかり投げたい」と腕をまくった。(我喜屋あかね)

八重農、コールド負けも「悔いなし」

 常に先制点を取り、先に主導権を握って勝ち上がってきた八重山農林だったが、初回に美来工科に先制を許すと、四回には登野城吉紘が代打満塁弾を浴びるなど、傾いた流れを引き戻すことができなかった。

 砂川玄隆監督は「初回に先制点を許したのが大きかった。準決勝独特の初めての雰囲気にのまれてしまったのかも」と試合を振り返った。

 これまで相手打線に応じて投手を頻繁に変える継投策でピンチをしのいできたが、「今日は継投が遅れ、登板した投手に負担をかけてしまった」と悔やんだ。

 それでも1、2年生中心で初の4強入り。登野城は「あれだけ打たれ、点を取られたら逆に気持ち良かった。最後まで笑顔でプレーできたし、悔いはない」。八重山勢の期待を背負い、駆けた夏を誇った。

 最後の打者となった2年の石垣永恭は「3年生は優しくて、もう野球部に来ないのが寂しい。自分たちが甲子園に行って活躍する姿を見せたい」と前を向いた。

最終更新:7/16(日) 10:55
沖縄タイムス

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