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オリックス山岡泰輔、若月健矢と交わす感性のバッテリー会話

7/16(日) 21:00配信

ベースボールキング

どら増田のオリ熱魂!~第10回・山岡泰輔~

 オリックスのドラフト1位ルーキー山岡泰輔が、同2位の黒木優太とともに、監督推薦でオールスターに出場した。ドラフト1位と2位のルーキーが同時にオールスターに出場するのは、1999年の上原浩治と二岡智宏(巨人)、2013年の石山泰稚と小川泰弘(ヤクルト)に続いて3例目。パ・リーグでは初の快挙である。

 山岡は14日、ナゴヤドームで行われた初戦の6回にパ・リーグ4番手として登板。マギー(巨人)をセンターフライに打ち取ったものの、続く坂本勇人(巨人)にヒットを許す。その後、筒香嘉智(DeNA)からは空振り三振を奪ったが、その間に坂本が盗塁。続くゲレーロ(中日)に勝ち越しを許すタイムリー二塁打を打たれてしまう。

 味方打線が同点に追いついた直後の7回もマウンドに上がった山岡は、宮崎敏郎(DeNA)のライナーを右太ももに受けてヒヤッとする場面もあったが、セ・リーグ打線を三者凡退に斬ってとる。するとその直後にパ・リーグ打線が3点を取って逆転したため、山岡は初出場ながら勝利投手として名を残すこととなった。

 戦前、オールスターに関して「お祭りですから。なるべく自分のボールがバレないように(笑)話を聞いてみたい選手ですか?(同級生の)二木(ロッテ)にフォークを聞いてみたいくらいで、僕はピッチャーより、野手の皆さんの考え方とかを聞いてみたいですね」と話し、ZOZOマリンスタジアムで行われた2日目に二木康太とのツーショットがSNS上にアップされていた。ベンチでも笑顔で他球団の選手と話す場面がテレビに映し出されていたので、後半戦に向けて良い気分転換になったのではないだろうか。

同級生バッテリー

 オリックスの鈴木郁洋バッテリーコーチは、山岡と今年の正捕手である若月健矢との関係について次のように話す。

「山岡と若月のバッテリーは凄い。あの2人がベンチで話している会話を聞いていると、俺の現役時代には絶対に話せないようなレベルの高い話をしている。あの若さであそこまで話し合える同い年のバッテリーが、ウチのチームの一軍の試合で組めるというのは、近い将来を見ても大きなことだと思う」

 山岡のオリックス入団が決まった直後から、山岡は若月を、若月は山岡の名前を挙げて「バッテリーを組めたら嬉しいですね」というコメントを残している。春季キャンプの紅白戦や練習試合からバッテリーを組み続けている“同級生バッテリー”だが、どんな経緯を経て「レベルの高い話」が出来るようになったのか、山岡を直撃した。

「若月との会話は…感性の会話ですね。最初は若月のほうがプロとしてのキャリアが長いこともあって、僕は聞く側だったんですけど、若月のリードと僕が投げる球をお互いに知らなきゃいけないと思って、僕からも若月に言うようにしたんです。

この前の西武戦(6月30日メットライフの4回裏)でもメヒアに対して、そろそろインコースを投げてもいけるんじゃないかっていう話をしてたんですけど、僕の目にメヒアがちょっと下がったのが見えたんで、(サインとは違う)外角のカットボールを投げたら大きなファウルを打たれたんです。

投げ終えてベンチに帰ったら、若月と僕の感性を一瞬で伝え合わなきゃいけないので、すぐに説明をしました。そんな僕の考えに対して若月も『あれくらいなら外してもいいよ』とか言ってくれるし、バッテリーを組んでいるうちに理解し合えるようになったので、今はとてもやりやすいですね」

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