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三浦、米で世界戦初メインも王座奪還ならず…進退明言せず/BOX

7/17(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 プロボクシング・WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ(15日=日本時間16日、米カリフォルニア州イングルウッド)挑戦者で同級1位の三浦隆司(33)=帝拳=は、初防衛戦となる同級王者のミゲル・ベルチェルト(25)=メキシコ=に0-3の判定で敗れ、1年8カ月ぶりの王座返り咲きに失敗した。得意の左ストレートは不発に終わり、大差の判定負けとなった。

 三浦にとって初となる米国でのメイン。大一番で悔やみきれない完敗だ。

 「足をあんなに使うとは思わなかった。想定以上だった。完封された感じ」

 最悪のスタートだった。1回、三浦は体を振りながらプレスをかけるが、足を使って距離を取る相手にほとんど手を出さず、体勢を低くした瞬間にベルチェルトの右からの左フックを受け、いきなりダウンを喫した。

 中間距離の王者に、三浦は相手の懐に飛び込んで接近戦を仕掛ける。だが、王者は左に回り込んで、三浦の“射程圏”に入らない。三浦はプレスを強めて追い回し、10回には左ボディーをたたき込む。だが、“ボンバーレフト”と評される左ストレートは空を切った。

 世界戦で初めて一度もダウンを奪えず、採点は111-116、108-119、107-120で王者を支持した。

 2015年11月に同級王座から陥落し、奪回を狙ったが惨敗。「まだ終わったばかりなので何と言えない」。進退については悔しそうに言葉を濁した。