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ジェイ・Z新作『4:44』が今年4番目のデビュー記録で全米チャート初登場1位に

7/17(月) 18:10配信

bmr.jp

ジェイ・Z新作『4:44』が今年4番目のデビュー記録で全米チャート初登場1位に

ジェイ・Z新作『4:44』が今年4番目のデビュー記録で全米チャート初登場1位に

ヒップホップ界の帝王ジェイ・Zのおよそ4年ぶりとなるニュー・アルバム『4:44』が、大方の予想通り、今週の全米アルバム・チャートで初登場1位を記録した。

ジェイ・Zの話題の新作『4:44』は、2015年3月に自身が再始動させたTIDALと、今年1月にその株式の33%を取得した米通信業者Sprintによる「Sprintの顧客およびTIDAL会員への独占提供コンテンツ・シリーズの初の作品」としてアナウンスされ、実際にTIDAL独占で6月30日に配信リリース。その後、1週間の独占期間を過ぎて7月7日からiTunes/Apple Music、Amazon Music、Google Playなど他のストリーミング・サービスでも配信がスタートしたほか、ボーナストラック3曲を加えたCD盤が発売された。

6月30日リリースであるため、本来ならば6月30日から7月6日までが集計対象となる先週の全米チャートに登場するはずだが、TIDALはストリーミング再生回数のレポートを開示していないため、先週の全米チャートではカウントされなかったジェイ・Z『4:44』は、7日に一般発売となったため今週の全米チャートに登場。7月13日までにおよそ17万4000枚(CDで4万3000枚、ダウンロードで13万1000枚)を売り上げ、ストリーミング・サービスでの収録曲の再生回数によるポイントや単曲でのダウンロードなどその他の指標も足した総合ではおよそ26万2000枚相当となり、今週の全米アルバム・チャートで初登場1位となった。

ジェイ・Zはこれで、1998年発表の3作目『Vol. 2... Hard Knock Life』以降、11作連続で初登場1位を獲得。R.ケリーとの『Unfinished Business』やリンキン・パークとの『Collision Course』、カニエ・ウェストとの『Watch The Throne』と3作のコラボレーション・アルバムを加えると、今回で14作目のナンバーワン・ヒット・アルバムを手にしたことになる。また、初週およそ26万2000枚相当という記録は、ケンドリック・ラマー『DAMN.』(およそ60万3000枚相当)、ドレイク『More Life』(およそ50万5000枚相当)、エド・シーラン『÷』(divide)(およそ45万1000枚相当)に続いて、2017年発売作品で4番目となるデビュー記録となる。

特にヒップホップにおいては近年ストリーミングが強く、特にドレイク『More Life』は1週目からストリーミングによるポイントが全体の5割を占めていたが、ジェイ・Z『4:44』は総合およそ26万2000枚相当のうち、ストリーミング・サービスでの収録曲の再生回数によるポイントがおよそ8万2000枚相当と3割ほどにしか満たない。これは、Apple Music、Amazon Musicなどで解禁された今も、ストリーミング・サービスの最大手Spotifyではいまだ『4:44』が配信されていないという状況も影響しているものと見られる。ジェイ・Zは今年4月に、自身の作品をSpotifyから削除。同タイミングでiTunes/Apple Musicからも削除されたため、自身が運営に関わるTIDALのための行動と見られている。iTunes/Apple Musicでは削除の翌日に一部を除いて復活したが、Spotifyではそのままとなっており、新作『4:44』もSpotifyだけが梯子を外された格好となっている。

なおジェイ・Zは、10月27日から12月にかけて北米ツアー〈4:44 Tour〉を行うことを発表している。

最終更新:7/17(月) 18:10
bmr.jp

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