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貴重な動植物多種生息 都市公園「皿池湿原」が三田市の天然記念物に

7/17(月) 7:55配信

産経新聞

 三田市教委は、都市公園「皿池湿原公園」(同市テクノパーク)内の皿池湿原約17.1ヘクタールを市の天然記念物に指定した。昨年7月に県立有馬富士公園(同市福島)のナツツバキの群生地を指定して以来2例目。

 市文化スポーツ課によると、皿池湿原は湧水湿原としては県指定文化財の丸山湿原(宝塚市)に次ぐ規模。生息している動植物の種類では、丸山湿原の304種類に対し、皿池湿原は492種類におよぶという。

 皿池湿原にはトキソウ、サギソウ、ムラサキミミカキグサといった植物のほか、ヒメタイコウチや世界最小級のハッチョウトンボといった昆虫など、多種多様な動植物が生息。環境省レッドリストで「絶滅の危機にひんしている種」の絶滅危惧I類に指定されている「セイロンフラスコモ」という藻類をはじめ、同リスト指定の動植物が35種類生息しているという。

 今後、皿池湿原の保全管理のため、市や企業、市民などでつくる保全推進協議会を立ち上げ、整備態勢が整い次第、一般に向けて開放するよう検討していくという。

 また、8月には抽選で40人を対象にした見学会を行う予定。

最終更新:7/17(月) 7:55
産経新聞