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湘南のドクターK!星槎国際湘南・本田、13K完封発進/神奈川

7/17(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第99回全国高校野球選手権大会神奈川大会(16日、星槎国際湘南6-0上矢部、サーティーフォー保土ヶ谷)湘南のドクターKがいきなり本領発揮だ! 神奈川2回戦で、星槎国際湘南が上矢部に6-0で快勝した。先発したプロ注目右腕の本田仁海(ひとみ)投手(3年)が、3安打完封。国内プロ10球団のスカウトが見守る中、6連続を含む、毎回の13奪三振と今秋のドラフト指名候補が、評判通りの投球を披露した。

 圧巻の奪三振ショーだった。一回、本田はいきなりの2者連続三振で幕開け。「初戦ということで力みが出た」と2四球を出したが、またも三振で切り抜けた。二回は3者連続三振。三回も二死まで三振と、6連続を含めて、序盤の9つのアウトのうち8つを三振で取った。

 六回一死一、二塁のピンチは、切れ味鋭い縦のスライダーで、相手の4番を3球三振に仕留めた。124球の完封で、許した安打はわずかに3本。公式戦自己最多となる13奪三振を「抑えられてよかった。三振はそれほど意識しなかった」と振り返った。

 「入学した頃は、ここまで注目されるとは思っていなかった。打者に対する気持ちで負けないハートの強さが芽生えた」

 今秋のドラフト指名候補で、この日は国内プロ10球団のスカウトが訪れたが、高校入学時は無名の存在だった。きっかけは、名将との出会いだ。同じ神奈川の名門・桐蔭学園を春夏合わせて10度、甲子園に導いたことのある土屋監督の勧めで2年春にスリークオーターから上手投げに変更。すると直球の球速が増し、自己最速は146キロになった。今春の神奈川大会準決勝で横浜に負けてから、新たに習得した緩いカーブも投球に幅をもたらした。

 「どこが相手でも、少しずつ自分のボールを投げられるようになったというのが成長。野球を知らなかった子。高校生は面白いもので、工夫次第で変化も進化もする。この先、どこが本田を崩すか楽しみ」

 土屋監督も教え子の成長に目を細めた。チームとしても昨秋は8強、今春は4強と、確実に階段を上ってきた。全国屈指の激戦区、神奈川で初めて第1シードとして迎えた夏。最高の形でスタートを切った湘南のドクターKは「一戦一戦、戦って、甲子園までチームを導こうと思う」と力強く宣言した。

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