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【高校野球】「優勝してほしい」拓大紅陵に敗れたチームの思いは…

7/17(月) 16:05配信

東スポWeb

【千葉】元硬式野球部員の少年3人が売春防止法違反容疑で逮捕された拓大紅陵は17日、全国高校野球選手権大会千葉大会3回戦(袖ヶ浦球場)で千葉東を8―0で破り、4回戦進出を決めた。次戦は19日に、Bシードの強豪・習志野と対戦する。

 試合は序盤、投手戦の展開に。両先発投手とも好投を続け、4回まで両チームとも無安打。均衡が破れたのは5回、拓大紅陵は佐野が四球で出塁すると二盗に成功。その後に永井が三塁打を放って1点を先制した。続く水島も安打を放ち、この回2得点。その後も得点を重ね、計8得点で快勝した。

 試合後、拓大紅陵の沢村史郎監督は「このたびはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と再度の謝罪。その横には千葉県高野連の役員が待機する異例の厳戒態勢の中、取材が行われた。

 試合について沢村監督は「前半は(千葉東の)阿部君の立ち上がりが予想以上によく、球数を稼ぐよう指示しました」。後半の大量得点については「ウチがいろいろあった中で、選手たちは落ち着いてやってくれました。よくやってくれたと思います」とナインをたたえた。

 一方の千葉東の飯生龍也監督は「5回までは予想通りの展開。阿部もいい投球を見せてくれました。ただ、後半は小さなミスなどから拓大紅陵に攻め込まれてしまいました」。その後半の内容については「あちら(拓大紅陵)はいろいろと大変な中、こちらの隙を見逃さなかった。その集中力はさすがですね」。佐藤大輔主将も「拓大紅陵は走攻守揃ったチーム。このまま習志野も倒して、優勝してほしいです」とエールを送った。

 今大会中に処分の可能性がある異常な状況下での対戦とあって、拓大紅陵ナイン、対戦相手ナイン双方に、様々な思いがあるよう。今回の事件について高野連は11日に報告書を受け取ったが、審議を行うには材料が少ないため、学校側は再報告を行った。

最終更新:7/17(月) 16:41
東スポWeb