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市西宮・山本148キロ出た!8球団視察、広島スカウト絶賛「関西No.1」

7/17(月) 6:05配信

デイリースポーツ

 「高校野球兵庫大会・2回戦、市西宮7-0県伊丹」(16日、明石トーカロ球場)

 市西宮のプロ注目右腕・山本拓実投手(3年)が自己最速を1キロ更新する148キロを記録し、5回1安打無失点で初戦を突破した。

【写真】柳ケ浦・田中、10球団スカウトの前で自己最速147キロ

 身長167センチの体を目いっぱい使い、しなやかなフォームから繰り出す直球がうなりを上げた。五回2死まで完全投球。山本が初戦を笑顔で終えた。

 「絶好調ではなかったけど、勝ち切ることを意識した。入りとしては合格点だと思う」

 堂々とした投球に、観戦した父・勝三さん(51)も目を細めた。勝三さんは高松西(香川)を経て、近畿学生リーグ・大教大でプレー。首位打者に輝くなど活躍したが、野球を勧めたことはなかったという。

 山本が白球を握るきっかけは阪神だった。「阪神が優勝した03年が3歳で、その頃サンテレビに映る阪神戦を見て、勝手にはまっていきましたね」。当時は下柳らのフォームをまねして投球。幼稚園年長では公園で6時間も野球をしたこともあるという。その姿勢は今も変わらず、進学校の市西宮でも野球漬けの日々を過ごす。

 スタンドでは巨人など8球団10人のスカウトが視察。広島・鞘師スカウトは「関西No.1。直球は平均で140キロを超えているし、現時点では満点」とまで言った。“小さな大エース”の最後の夏は、華々しく幕を開けた。