ここから本文です

奥出雲産アケビを商品化、第1弾は「生姜味噌」 県産業技術センターなど

7/17(月) 7:55配信

産経新聞

 島根・奥出雲産の「アケビ」を使った加工品を、観光関連業「絲原(いとはら)」(島根県奥出雲町)▽建設業「カナツ技建工業」(松江市)▽県産業技術センター(同)-の3者が共同で商品化した。第1弾の「奥出雲だるまあけび生姜味噌(しょうがみそ)」が今月下旬、奥出雲町内などで発売される。

 アケビは、県内の山間部などで広く自生。古くから胃腸にいい、利尿作用があるなどとされ、つるの部分は生薬として知られていた。このため、同センターではアケビの機能性について着目する中、奥出雲産アケビは一般的な紫色の外観とはやや異なり、赤く丸みを帯びた特徴を持つことなどから、独自ブランド化が可能とみて、共同研究を推進。色や形状などを基に、ブランド名を「奥出雲だるまあけび」とした。

 奥出雲だるまあけび生姜味噌は、みその中にアケビを約20%配合。苦みを消すため、ショウガを加えた。白ごはんや酒、生野菜などさまざまな飲食品との相性もいい、としている。価格は756円(130グラム入り)。

 このほか、乾燥したアケビの果皮を使った茶の商品化も進めており、今年度中の発売を目指している。

 アケビを活用した加工商品はあまり例がないといい、同センターなどでは「森林資源を活用した島根発の食材、食品として、山間地域振興策の一助になる」と期待。今後、生産量が増えれば、販売網の拡大も検討することにしている。

最終更新:7/17(月) 7:55
産経新聞