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<都市対抗野球>JR西が土壇場で逆転弾 NTT西に快勝

7/17(月) 17:11配信

毎日新聞

 社会人野球の第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会4日目の17日、東京ドームで1回戦3試合。第2試合はNTT西日本(大阪市)とJR西日本(広島市)が対戦。JR西日本が九回、6番・小原の右中間3点本塁打で逆転、土壇場で試合をひっくり返し2回戦へ進出した。

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 ○JR西日本(広島市)5-4NTT西日本(大阪市)●

 JR西日本は2点を追う九回、2番・石崎、4番・田村の安打で2死一、二塁とすると、小原が右中間スタンドに逆転3点本塁打を放ち試合を決めた。

 NTT西日本は二回、高本の中越え二塁打を皮切りに、たたみかけるような攻撃で計5本の長短打を集め、一挙に4点を挙げた。しかし2番手でマウンドに上がった斎藤らJR西日本のリリーフ陣から追加点を奪えず、最後はNTT西日本のエース吉元が打ち込まれ涙をのんだ。

 JR西日本・花本輝雄監督 選手たちが粘り強く戦ってくれた結果だ。九回の3ランは、「願わくば」と思ってはいたが、本当に良く打ってくれた。

 NTT西日本・大原周作監督 吉元で予選を勝ってきたので何とか勝利投手にしたかった。球威は衰えていなかったが、投手の替え時は難しい。

 ○…補強選手の一打が、JR西日本に最終回での逆転をもたらした。2点をリードされた九回。一、二塁に走者を置きながらも、すでに2死の場面。ここで、伯和ビクトリーズから補強の小原が、NTT西日本・吉元のフルカウントからの外角速球を右中間スタンドに運んだ。「自分のチームでもやったことのない活躍」と小原。今回で東京ドーム出場は7回を数えるが、そのうち補強は4回と経験は十分。東京ドーム初本塁打が逆転打となり、笑顔がはじけた。

 ○…JR西日本の高卒2年目左腕・斎藤が緊急事態で大きな仕事をした。二回、先発のエース加賀美が4失点し、なおも2死二塁の場面。「いつも通りに楽しもう」と気後れせず、2番・峰下を2球で追い込むと、最後は内角直球で詰まらせ一ゴロに。その後も強気の投球で続く3回を無失点に抑え、流れを作った。智弁和歌山高時代には春夏計2度甲子園を経験している19歳は「自信を持って直球が投げられた。全試合投げます」と心強い。

 ○…勝利まで「あと1球」の場面で逆転3ランを浴びたNTT西日本のエース吉元は「頭が真っ白になった」。マウンドにしゃがみ込み、しばらく立ち上がれなかった。

 2点リードの九回2死一、二塁。直前に投じた145キロの勝負球は外角にわずかに外れた。「まだ力勝負で打ち取れる。変化球を打たれるより、自信のある真っすぐで」と力を込めたこの日の114球目、外角への143キロは、無情にも右翼席へとはじき返された。

最終更新:7/18(火) 10:43
毎日新聞

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