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「核兵器廃絶訴え続ける」 広島高校生平和大使20周年写真展

7/17(月) 7:55配信

産経新聞

 核兵器廃絶と世界平和を国内外に訴え続け、活動20周年を迎えた「高校生平和大使」の記念写真展が16日から広島市南区で始まり、署名活動や国連欧州本部でのスピーチといったこれまでの活動内容が紹介された。オープニングセレモニーに参加した歴代の高校生平和大使らは「今後も核兵器廃絶を訴え続ける」と決意を新たにしていた。

 高校生平和大使は平成10年から始まった。毎年、全国から選ばれ、核兵器廃絶と平和な世界の実現を目指す高校生1万人署名活動を展開。スイス・ジュネーブの国連欧州本部に署名簿を提出し、スピーチも行うなど活躍してきた。

 昨年までに集めた署名は計146万2912人分にのぼる。今年も県内の3人を含め、全国で22人の第20代高校生平和大使が選ばれた。

 会場には、初代から今年までの活動内容を紹介した写真66点を高校生1万人署名活動実行委が展示。広島や長崎など各地で署名活動を行ったり、スイスの高校生と交流したりする様子のほか、国連欧州本部の軍縮会議でのスピーチ、同本部にすべて保存されている署名簿、東日本大震災での救援募金活動などを紹介している。

 この日はオープニングセレモニーが行われ、第18代高校生平和大使の脇原華怜(かれん)さん(18)=福山暁の星女子高校3年=らが「『ビリョクだけどムリョクじゃない!』を合言葉に、署名活動などに取り組んできた高校生平和大使のことを写真を通し知ってほしい」とあいさつ。脇原さんら4人がテープカットした。

 第19代の伊藤美波さん(18)=広島市立舟入高校3年=は「これまでの先輩たちの積み重ねてきた活動が証しとなって見てもらえるのがうれしい」。第20代に今年選ばれた久永風音(かざね)さん(17)=県立広島皆実高校3年=は「これからも平和への思いを受け継いでいきます」と話していた。

最終更新:7/17(月) 7:55
産経新聞