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早実に大敗の芦花ナイン号泣 残る下級生は4人、他校と「合同でもやらせたい」

7/17(月) 15:29配信

デイリースポーツ

 「高校野球西東京大会・4回戦、早実14-0芦花」(17日、ダイワハウススタジアム八王子)

【写真】清宮、通算105号満塁弾!

 第1シード校の早実が今大会2戦目で芦花(ろか)を七回コールドで下し16強入り。主将の清宮幸太郎内野手は「3番・一塁」で先発出場し、七回の第5打席で高校通算105号となる満塁本塁打を放った。

 敗れた都立高校の芦花ナインは試合後、制服に着替えた後も涙が止まらなかった。三塁の守備から七回に4番手として登板し、清宮に満塁弾を浴びた右腕の渡辺竜一朗内野手は、「先生(設楽監督)からは『低めに丁寧に投げておけばしっかり抑えられる投手陣だから』と言われていたので、しっかり投げきろうと思ったが、自分の力が足りなくて…」と号泣。もともとは投手だが、「この1年間は投げるのが怖くて…仲間のために抑えようと思ったが、やっぱりできなかった」と、悔しさを隠さなかった。

 渡辺は自身の今後について、「本当に悔しいので大学に行っても食らいついてやっていきたい」と野球を続ける気持ちを示し、清宮に打たれた投手の一人として、「(早実の)3番、4番とはもう1回勝負して終わりたい」と声を絞り出した。

 部員数は夏のメンバー登録時の15人から1人退部者が出て14人。構成は3年生が10人で1、2年生が2人ずつ。26歳の設楽監督は「集中力を切らさずに全員野球でよくやった。マネジャーの女子部員も頑張ってくれた」と選手や裏方の生徒たちをねぎらった。

 新チームとして残る下級生は現状で4人と存続の危機も迎えたが、設楽監督は「(他校と)合同でやるのか話し合っていこうと思う。僕は合同であっても試合には選手を出させてあげて、芦花の監督として来年以降も今の子に夢を与えられればと思う。なんとか頑張ります」と前を向いた。