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無欠の王者が見せた父の顔 フェデラー、子どもたちの姿に涙…

7/17(月) 6:51配信

スポニチアネックス

 ◇テニス ウィンブルドン選手権男子シングルス決勝(2017年7月16日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 試合が終わった後、チーム席に子どもたちが来たのを見つけると、ベンチに座っていたロジャー・フェデラー(35=スイス)は静かに涙を流した。無欠の王者が見せた父親の顔だった。

 7歳の双子の娘、3歳の双子の息子がいるフェデラー。セレモニーでは「小さい方の2人はなんだか分からなくて、ここを楽しい遊び場と思ってるかもしれない。いつか分かってくれるといいんだけど」と笑顔で語りかけた。

 昨年の全豪オープン直後、2人の娘のお風呂の準備をしていて左膝を痛めた。“イクメン”が仇となり、キャリア初の手術、さらにシーズン後半戦は完治を目指して休養することになった。しかし、これこそケガの功名か。心身ともにリフレッシュして今年の全豪で復活優勝。その後もマスターズ大会を制すなど強さを取り戻し、ウィンブルドンで8度目の栄冠に輝いた。

 家族の存在もまた王者の大きなモチベーション。「妻もまだ現役を続けることに賛成してくれる。彼女は自分の一番のサポーターだ。素晴らしいよ」とミルカ夫人にも感謝の言葉を贈った。