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【富山】富山東の19番右腕が躍動!1年生・沼田が完封デビュー

7/17(月) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権富山大会 ▽1回戦 富山東4―0富山北部(16日・県営富山)

 1回戦6試合が行われた。昨秋準優勝の富山東は、1年生右腕・沼田将太が公式戦初登板で初完封。安定感抜群の投球で7三振を奪い、4―0で富山北部を下した。

 富山東の“秘密兵器”が、鮮やかに公式戦デビューを飾った。背番号19の右腕・沼田は、身長174センチの体格から繰り出す最速130キロ超のストレート、変化球も駆使して圧倒した。「応援がすごくて、投げやすい雰囲気。完投は初めてだったけど、楽しかった」と強心臓ぶりを発揮。9回は三者凡退に仕留め、先輩たちとハイタッチして喜んだ。

 今冬は平日5時間、休日8時間の受験勉強に取り組みながら、その合間に5キロを走り込んだり、毎日1時間の体幹トレーニングを続けてきた。その成果も出て、夏初戦の先発に大抜てき。前原猛監督(51)は「ピンチでも動じないし、安定感がある」と沼田を評価した。終盤は足をつりそうになりながら続投し、8回2死満塁のピンチでも動じることなく、空振り三振で切り抜けた。

 一昨年夏は準優勝を果たし、昨秋はセンバツ甲子園の21世紀枠候補にも選出された。富山県でも最も甲子園に近い進学校として人気が急上昇。1年生左腕の鶴田柊介は「文武両道が魅力。この高校で頑張れば甲子園に行ける」と入学を志願した。

 今春には高岡第一の31人に次ぐ、30人の1年生が入部し、部員は27人から57人と一気に倍増した。打撃ネットを2倍の6個に増やしたり、練習では4グループに分けて効率化。苦労も多いが、部内は活性化し、競争は激化した。「目標は甲子園。一球一球、気持ちを込めて投げます」と沼田。初の聖地を目指し、元気な1年生がチームを引っ張る。(中田 康博)

最終更新:7/17(月) 9:28
スポーツ報知