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桑田佳祐、自身最小キャパの会場で躍動 ビルボードライブ東京で特別公演/芸能ショナイ業務話

7/17(月) 15:00配信

サンケイスポーツ

 躍動感とは、まさにこのことかと思い知らされた。狭いステージが広く見える。サザンオールスターズの桑田佳祐が、東京の摩天楼を背景とした最高峰のライブ空間に“降臨”した。

 桑田は先週、ビルボードライブ東京でスペシャルライブを開催。会場に入れたのは、レギュラーラジオ番組のリスナーとファンクラブ加入者から募集し、抽選で選ばれた300人のみ。自身最小キャパの会場とあって、まさにプレミア公演となった。

 「ビルボードライブ東京」は、世界で最も信頼される音楽ブランド“ビルボード”の名を使うことが許されている数少ないライブ会場だ。同所のコンセプトは“ライブレストラン”で、料理とお酒を楽しみながら上質な都会の夜を演出。スティーリー・ダン、パティ・スミスといった海外のアーティストから、井上陽水、萩原健一といった“レジェンド”がステージに立ってきた。

 これまで最大7万5000人規模のライブを行ってきた桑田だが、この日のライブテーマは「大人の夜遊び」。腕利きのバンドメンバーがリラックスした空間を作り出し、そこに桑田の独特な歌声が絡み合う。代表曲「波乗りジョニー」もリズムをワンテンポ遅くし、“ビルボード仕様”にアレンジしているようにも思えた。

 ファンサービスも破格だった。ステージまでの距離は、客席の最前列からわずか20センチほど。女性客に花束を渡し、抱き寄せたり、ギターのピックがほしいと叫ぶ客にはそのままプレゼントしたり、さらには踊っている最中にお尻まで触られる。いつもの“桑田節”は封印したものの、演出で魅了していた。

 この日のチケットは8000円とのこと。限られた人のみが入れたプレミアライブは、満足感だけが残っただろう。(やんばる)