ここから本文です

ミスコン女王を演じる男版“ざわちん”、麻薬の密売…フィリピン発の衝撃作に目が離せない!

7/17(月) 20:00配信

dmenu映画

青春映画や恋愛映画といった普遍的な物語も良いですが、たまには刺激的な映画も観たいもの。自分自身とはまったく接点のない裏の社会や、世界の闇を疑似体験できるのも映画のひとつの醍醐味ではないでしょうか? そんなまだ見ぬ世界に出会いたいあなたにおすすめしたいのが、7月に公開される『ダイ・ビューティフル』と『ローサは密告された』です。

「海外版男のざわちん」がトランスジェンダー役を熱演

『ダイ・ビューティフル』と『ローサは密告された』は、どちらもフィリピン映画です。実は、フィリピンの映画界は現在、第3黄金期と称されるほどさまざまな才能が出現して大きな賑わいを見せているそう。

7月22日公開の『ダイ・ビューティフル』は、ミスコン女王として名を馳せたトランスジェンダー、トリシャ・エチェバリアが主人公。生前、彼女は自分が死んだら埋葬前までの死化粧として、毎夜異なるセレブの装いを施してほしいと仲間に頼みます。すると、こともあろうか彼女は突然死んでしまうのです。トリシャの葬儀を行う日々が、彼女の山あり谷ありの人生の回想とともに描かされます。

本作でなにより衝撃的なのは、トリシャを演じたパオロ・バレステロスの演技にほかなりません。ここでの演技が高く評価された彼ですが、本来はフィリピンの人気バラエティ番組の司会者やメイクアップ・アーティストとして活躍。インスタグラムで公開した、ビヨンセなどハリウッドセレブに扮したメイク写真が世界中で反響を呼び、日本でも「海外版・男ざわちん」として話題を集めた彼を、ご存じの方もいるのではないでしょうか? そのパオロですが、ここではものまねメイクの本領を発揮して、アンジェリーナ・ジョリー風の妖艶な姿に変身するなど、トランスジェンダー役をまさに体現。その姿は鮮明に記憶に刻まれるに違いありません。また、LGBTという言葉がようやく浸透してきていますが、まだまだ理解が深まっているとは言いがたい性的マイノリティの本音に触れられる1作でもあります。

1/2ページ

最終更新:7/17(月) 20:00
dmenu映画