ここから本文です

念願の初優勝。永井宏明「とにかく嬉しい。クールスーツが壊れても集中できた」/スーパー耐久オートポリス

7/17(月) 15:06配信

motorsport.com 日本版

 今回も最後まで目が離せないレースが繰り広げられた2017年のスーパー耐久第4戦オートポリス。ST-Xクラスで悲願の初優勝を果たした#8 ARN Ferrari 488 GT3(永井宏明/佐々木孝太)は、ようやく掴んだ勝利に満面の笑みを見せていた。

【写真】スーパー耐久オートポリス戦グループ1のスタートシーン

 今シーズンはフェラーリ488GT3にマシンをスイッチし、開幕戦から4戦連続でポールポジションを獲得。しかし、決勝では総合力で上回る日産GT-R勢の先行を許してしまい、表彰台には上がるものの、毎回悔しいレースが続いてきた。それだけに、今回の優勝に2人とも喜びを爆発させていた。

 佐々木は「チームができて3年目で、やっとここまでたどり着けて、本当に嬉しいです。最後の永井さんのスティントではクールスーツが壊れて大変だったと思いますが、それでも(99号車に)抜かれたけど抜き返す、その根性がすごかったですね。本当に感謝しています」とコメント。ついに掴み取ったST-Xクラスでの勝利の味を噛みしめていた。

 最終スティントでは、クールスーツの故障で、厳しいコンディションの中でのドライブを強いられていた永井は、前日同様に「とにかく嬉しいです」と開口一番。「スタートで1号車に抜かれて、そのまま付いていくことはできたんですけど、最終スティントではクールスーツが壊れて、暑い中で走っていました。それでもチームがずっと励ましてくれて、集中力を切らさずにいけました」とレースを振り返った。

 今回はランキングトップだった#3ENDLESS・ADVAN・GT-Rがリタイアに終わった他、ランキング上位につけていた日産GT-R勢が揃って後方に沈む結果になった。そのため、第4戦を終了した時点で#8 ARN Ferrari 488 GT3が合計60.0ポイントでランキングトップに浮上。一気にチャンピオン獲得のチャンスも巡ってきた。

 これについて永井は「(チャンピオンに関しては)チャンスはあると思います。次は富士の10時間なので、またみんなでしっかり準備をして、挑みたいと思います」と語る。

 佐々木はランキングトップに立ったことを知ると、“やった!”と言わんばかりのガッツポーズ。「次はウェイトハンデが半分になるので、いいタイミングで優勝できたと思います。富士に関しては(決勝レースでの)距離が長いので、しっかりと走りきって、最終戦の岡山はフェラーリが得意なところだと思うので、しっかり戦っていきたいです」と、終盤戦に向けて意気込みを語った。

吉田知弘