ここから本文です

海流発電の試験機「かいりゅう」公開

7/17(月) 19:17配信

MBC南日本放送

MBC南日本放送

太陽光や風力など様々な再生可能エネルギーの普及が進む中、今、新たな技術として注目されているのが、海の潮の流れ、海流による発電です。来月、鹿児島県の十島村の口之島沖で実用化に向けた試験が行われますが、試験で使われる巨大な機械が17日、いちき串木野市で公開されました。公開されたのは海流発電の実証試験機「かいりゅう」です。「海流発電」は、潮の流れを利用して発電するもので、総合重機大手のIHIと新エネルギー・産業技術総合開発機構が6年前から共同で開発を進めてきました。試験機は長さおよそ20メートルの筒が3本ある構造で、長さおよそ11メートルのプロペラが2枚ついています。来月、口之島沖で行われる実証試験では、機体を海底においた重りから係留して水深50メートルほどのところに浮遊させ、海流でプロペラを回転させて発電。発電した電気は海底ケーブルで受電設備に送ります。海流発電は天候に左右されないため、太陽光や風力などほかの再生可能エネルギーと比べて発電効率が高いのが特徴です。「かいりゅう」は、最大100キロワットの出力があり、一般家庭およそ40~50世帯の電力需要をまかなえるということです。試験機は来週、甑島沖に運んで試運転をした上で、来月中旬ごろから1週間程度、口之島沖で実証試験を行う計画です。そして、IHIでは、2020年までの実用化を目指しています。

MBC南日本放送 | 鹿児島

最終更新:7/17(月) 19:20
MBC南日本放送