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「後はない、今、私たちが変える」第18回クィア文化フェスティバル

7/17(月) 7:37配信

ハンギョレ新聞

曹渓宗、人権委員会、イ・ジョンミ正義党代表参加

 「後はない。今、私たちが変える」。参加者たちは、性的マイノリティに向けた嫌悪と立ち向かわなければならない時はまさに「今」だとし、今回のフェスティバルのスローガンを声をそろえて叫んだ。フェスはこの日午前11時のブースイベントで幕を開けた。ソウル広場周辺に100カ所以上のブースが設置された。国家人権委員会が国家機関としては初めてのブースを設け、在韓米国大使館など13の外国公館、進歩的プロテスタントや曹渓宗、グーグルコリア・ラッシュコリアなど各企業も共にブースを出した。ロベルト・パワーズ米大使館総領事は「全世界の性的マイノリティの人権のために取り組む方たちを支持することが誇らしい。みんなで虹の向こうを眺めよう」とお祝いの言葉を述べた。

 フェスに参加した十代のKさん(17)は「キリスト教学校なので普段もクィア嫌悪発言などによく接している。いざ来てみると、普通のフェスと変わりなく盛り上がっていて活気があふれて見える」と話した。イエスの服装をした米国人英語教師のロバート・マイケル・エバンスさん(27)は「キリスト教徒が聖書を理由に同性愛に反対することに反対している。イエスはすべての人々を愛するというメッセージを伝えたくてこのような姿で参加した」と話した。

 国家人権委の職員たちは「人を反対することはできない」、「違うことを差別しません」と書かれたプラカードを持って出た。シン・ホンジュ人権委疎通協力チーム長は「今回の参加が良い先例になり、今後も引き続き参加できると期待する」とし、「人権委も性的マイノリティたちが受ける差別を積極的に解消し克服しなければならないということに共感している」と話した。仏教団体としては唯一、曹渓宗社会労働委員会も今年初めてクィアフェスティバルに出た。僧侶たちが直接法鼓(太鼓)を叩きながら踊ると、大きな拍手が沸き起こった。

 正義党のイ・ジョンミ代表は、院内政党代表としては初めてフェスティバルを訪ねた。彼女は舞台に上がり、「性アイデンティティのために犯罪者と烙印を押す、このような社会を克服することが新たな大韓民国として進む第一歩だと思う」とし、同性軍人の性関係そのものを処罰する「軍刑法92条の6」廃止と「同性婚合法化」を約束した。

 フェスの参加者たちは、午後4時からソウル広場から乙支路入口→退溪路(テゲロ)2街→会賢(フェヒョン)ロータリーを経て、再び広場に戻ってくる4キロの行進を行った。今回クィア文化フェスティバルは20~23日、ソウル江南区(カンナムグ)のロッテシネマ・ブロードウェー新沙館で開かれる韓国クィア映画祭を最後に幕を閉じる。

 15日、ソウル広場の向かい側である大漢門の前では、韓国の保守系キリスト教教団が連合した「同性愛クィアフェスティバル反対国民大会準備委員会」が「同性愛反対国民大会」を開いた。警察はソウル広場周辺をフェンスで囲み、二つの集会参加者たちの接触を遮断し、これといった衝突は生じなかった。

パク・スジ、ファン・クムビ記者、チョ・ジンヨン教育研修生(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7/17(月) 7:37
ハンギョレ新聞