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筧千佐子被告 争点は認知症の影響

7/18(火) 20:12配信

関西テレビ

殺人罪などに問われている筧千佐子被告の裁判。18日は、4つの事件のうち夫を殺害したとされる事件の最後の審理が行われました。争点は認知症の影響です。

【筧千佐子被告】
「私が殺めたんです。殺したいほど憎しみがありました」

法廷での証言は信用できるのか?
夫と交際相手あわせて4人に青酸化合物を飲ませて殺害したなどとされる筧千佐子被告(70)。

【逮捕前の筧千佐子被告(2014年3月)】
「2人暮らしで亡くなった場合にまず一番最初に疑われるのは連れ合いですよ。それを分かっていて敢えて私が殺すということをするほど、私はまだボケてませんからね」

起訴された後は、無罪を主張し、6月の初公判でも黙秘する姿勢を示していましたが…7月10日の被告人質問では一転、夫・勇夫さんの殺害を認め毒物の入手方法も証言しました。

【筧千佐子被告(7月10日)】
「私はあした死刑と言われても笑って死のうと思ってる」

しかし、その2日後には…

【筧千佐子被告(7月12日)】
「誰からどんなことを聞かれたか一切覚えていません」

軽度の認知症と診断されている千佐子被告の証言には、曖昧な点も残りました。

18日行われたのは、勇夫さん殺害に関する最後の審理です。

検察側は「千佐子被告は被告人としての立場を理解していて裁判を行う能力(訴訟能力)はある」と指摘。

これに対し、弁護側は「証言は信用できない。千佐子被告は黙秘権の意味も理解できない状態で審理を打ち切るべきだ」と主張しました。

今後は、残る被害者3人の事件についての審理が順番に行われ、11月に判決が言い渡されます。

最終更新:7/19(水) 0:57
関西テレビ