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「韓国型機動ヘリの欠陥、朴前大統領が報告を受けても黙認」

7/18(火) 8:49配信

中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)政権の防衛産業「積弊清算」の信号弾となった韓国型機動ヘリコプター「スリオン」(KUH-1)に関連し、朴槿恵(パク・クネ)前大統領が1年前に監査院から機体の欠陥と各種不正疑惑に関する報告を受けながらも黙認したという主張が提起された。

国会法制司法委員会所属の鄭成湖(チョン・ソンホ)共に民主党議員が受けた監査院の資料によると、朴前大統領は昨年8月12日に監査院から「軍需装備獲得および運用関連不正点検」結果の報告を受けたという。

この資料にはスリオンのエンジンと前方のウインドシールドの欠陥が含まれていた。2カ月後に監査委員会で監査結果が最終議決され、11月22日に監査の結果が公開された。

しかし監査院は重要なスリオン欠陥内容は公開対象から除外し、8カ月ほど経過した今月17日になってスリオン関連の不正と捜査依頼内容を発表した。

監査院側は「昨年の監査過程で欠陥が見つかり、追加の調査を進めた」とし「今回発表(17日)した内容は追加調査に関するものだ」と鄭議員に説明した。

しかし鄭議員は「昨年11月22日に公開された報告書と17日に発表された監査結果報告書は同じ文書であり、最終議決日も同じ10月20日」とし「スリオンの欠陥が朴前大統領にすべて報告された可能性が高い」と指摘した。

また鄭議員は「同じ監査結果が1年前に出たとすれば、なぜ当時のチャン・ミョンジン防衛事業庁長に対する捜査要請がなかったのか疑問」とし「スリオンの不正を1年間隠蔽、放置した監査院も真相究明の対象だ」と強調した。

2006年から2012年まで1兆2950億ウォン(約1290億円)の予算を投入して開発したスリオンは、2012年7月に戦闘用適合判定を受け、同年12月から陸軍に実戦配備された。しかし2013年2月から2015年12月までヘリコプターのウインドシールド破損やエンジン停止など事故が相次いで発生し、機体に欠陥がある疑いが浮上した。