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本田、高地で“お化けFK”見せる!メキシコ・パチューカで初練習

7/18(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 【パチューカ(メキシコ)16日(日本時間17日)】メキシコ1部の強豪パチューカへの移籍が決まった日本代表FW本田圭佑(31)=前ACミラン=が、当地で初の練習を行った。当地の標高2400メートルは富士山の6合目に相当し、酸素濃度は平地の約75%。体力面で順応が必要になるが、流体力学に関する研究報告では、本田の代名詞でもある“無回転FK”の威力がより高まることもわかった。

 本田はパチューカの施設で到着後初の練習を実施。オレンジ色のウエア姿でランニングする様子を自身の写真共有SNS「インスタグラム」に投稿した。

 「ケイスケ・ホンダが初練習を行った」

 クラブ公式サイトも、過去に獲得したトロフィーの前で親指を立てるポーズを決める本田の写真を掲載した。

 標高2400メートルのパチューカは、富士山の6合目相当。酸素濃度は平地の約75%と環境は過酷だ。メキシコ1部の大半のクラブは1000メートル超の街に本拠を置いている。持久力が要求されるサッカーでは、高地では酸素不足によりパフォーマンスが低下するが、米マサチューセッツ工科大などの流体力学研究によると本田の無回転FKの威力は増大するという。

 米大リーグ、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド(標高1600メートル)が、打球が飛びやすく、変化球が曲がりにくいため投手不利とされているのと同様に、空気抵抗が少ない当地では、ボールの飛距離が約9%伸び、シュートのスピードも増す。ペナルティーエリア手前の位置(約19メートル)の場合、時速換算で5キロも速くなると試算されている。

 スピンをかけて曲げるシュートは変化量も小さくなるが、ボールをつぶして蹴る本田のような無回転FKは軌道の変化を殺さずにスピードアップする。その効果はFKの距離が長い方が増大するため、長距離のFKが決まりやすくなるという。

 パチューカは23日(日本時間24日)に前期リーグ開幕戦(対プーマス)を迎える。新天地で本田の魔球がベールを脱ぐ。