ここから本文です

産業人材確保に本腰 静岡県議会で知事答弁

7/18(火) 17:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県議会6月定例会の代表質問が18日始まり、3期目に入った川勝平太知事に対し、政治姿勢や県政ビジョンなどをただした。川勝知事は県内産業を支える人材確保の状況について「深刻な人手不足にある」との認識を示し、7月中に官民による「産業人材確保・育成対策県民会議」を設置して「緊急に取り組むべき方策への意見を聞き、実施できる施策は直ちに着手する」と緊急対策に乗り出す考えを明らかにした。渡瀬典幸氏(自民改革会議、袋井市・森町)に答えた。

 予算が伴う施策は、県議会9月定例会に向け「早急に検討を進め、速やかに実施する」と述べた。

 月内に設置する県民会議は、産業界、労働界、教育界などで構成する。知事は「商工業、建設業、福祉、観光などさまざまな産業の現場の実情を聞き、深刻化する人手不足に的確に対応する」と説明した。

 県内では完全失業率や有効求人倍率など雇用情勢が改善する一方、多くの県内企業が人手不足に陥っている。知事は「中でも建設、福祉など特定の分野で顕著」とし、「今後も人手不足は続くと見込まれ、中長期的な視点に立った県民ぐるみの取り組みが必要。まずは直面する状況を乗り越えることが肝要」と述べた。

 県の「しずおかジョブステーション」とハローワークの連携強化や、新卒者確保に向け都内に設けた「静岡U・Iターン就職サポートセンター」、即戦力となる高度人材を県内中小企業につなぐ「プロフェッショナル人材戦略拠点」などの取り組みを推進していくことも強調した。

静岡新聞社