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阪神・メッセ、我慢ピッチ9勝!仙さん&尾花超え歴代92位の1228奪三振

7/18(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、阪神2-1広島、12回戦、阪神7勝5敗、17日、甲子園)黄色一色に染まったスタンドを見渡すと、メッセンジャーの顔に自然と笑みがこぼれた。

 「(阪神ファンは)どんなユニホームを着ていても力になるよ」

 お立ち台から感謝の言葉。それを聞いて、イエロージャージを身にまとった虎党が、また沸いた。6回1失点の粘投で菅野(巨人)に並ぶハーラートップの9勝目。メッセもチームも、後半戦白星スタートだ。

 「もっと少ない球数で長いイニングを投げられたらよかったけど、チームに勝ちを与えられる投球はできたと思う」

 微妙なストライク、ボールの判定にも苦しみ、三者凡退は四回のみ。それでもグッとストレスをおさえこみ、試合は作った。三回に二死満塁からエルドレッドに押し出し四球で先制点を与えるなど、万全ではなかったが、粘りの投球で追加点は許さなかった。

 奪三振は「5」。日本球界通算1228奪三振とし、試合前の歴代94位から、星野仙一(現楽天副会長)や尾花高夫(現巨人投手コーチ)を抜き去り、92位となった。来日8年目で闘将の域まで到達。ここまで「K」を積み重ねられた鍵はやはり、“真っすぐ”だ。

 同じ直球でも、メジャーリーグではツーシーム(回転数を少なくして微妙に変化させる)が主流。だがメッセはずっとフォーシームを大事にしてきた。「ツーシームは自分にはあまり効果がないと思う。自分のスタイルは、フォーシームでキレイな回転で追い込む方が合っている」。速球ではなく、日本人投手に多い“真っすぐ”とフォーク、カーブのコンビネーションで、外国人投手歴代5位の日本球界通算82勝を築き上げてきた。

 「チームが勝ったことは大きい。後半戦の初戦でこのチーム(首位広島)が相手で、勝てた。この調子で勢いを付けていきたい」

 カープ戦は今季はや3勝目。勝負の夏、そして歓喜の秋へ。大黒柱を先頭に、このまま一気に鯉を追い上げる。

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