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すべては計算…松居一代を芸能評論家が読み解く 「これほどの人格攻撃は30年以上のキャリアの中でも記憶にない」

7/18(火) 16:56配信

夕刊フジ

 夫の俳優、船越英一郎(56)との離婚騒動の渦中にある女優、松居一代(60)。ブログやツイッター、YouTubeを駆使した情報発信は“夫婦げんか”に新境地をもたらしたが、衆目を集め、自分に有利に導こうとする手法は、松居の常套手段だとの声も。芸能評論家の肥留間正明氏が読み解く。

 松居はマスコミに接近するのが実に巧妙だった。思い起こせば、松居のマスコミ工作は30年以上前から始まっていた。

 かつて私が所属していた女性誌の同僚記者は、まるで代弁者のように、松居の事業の宣伝役を買っていた。その記事を盾にして事業を拡大する。これが松居の基本的なマスコミ戦略だ。

 これまでも、松居は何かあれば必ずマスコミに連絡をする。しかも丁寧に対応する。それが定番だった。3年前の離婚騒動の時、芸能レポーターたちを神社に連れていき、言葉巧みに丸めこんでしまったのも記憶に新しいだろう。

 今では、豪邸を手に入れ、事業家としても成功しているが、芸能界の中では「芸能界の銭ゲバ」と呼ぶ人も少なくない。

 彼女が涙の告発をした目的は何なのか。「お金の問題ではない」と話しているが、にわかに信じがたい。離婚をめぐって「1億円を支払え」と船越に要求したという報道もある。

 これまでの戦略を踏まえると、マスコミを味方につけて同情を誘い、慰謝料を釣り上げようとしているとみる芸能関係者も少なくないのだ。

 今回の告発動画を初めて見たとき、「さすがに女優だ」と直感し、その演技力に唸ってしまったものだ。女優にとって、涙なんて、いとも簡単に流すことができる。泣きわめき、怒りを見せて、懇願するなど、朝飯前の演技の基本でもある。

 女優は、カメラに向かうと本能的に演技者になる。見事なほどその役柄になりきるのだ。この演技に、いわゆる“文化人”コメンテーターは「彼女は追い詰められている」とコロリとだまされる。計算ずくである。

 それにしても「私は命をかけて戦っている」はオーバーな気がするし、「これは夫婦間の問題ではない」などとあおり立てるが、夫婦間の問題に過ぎず、公共性など全くない。

 夫の人格や名誉、プライバシーを破壊している実感があるのだろうか。これほどの人格攻撃は、私の30年以上の芸能記者キャリアの中でも記憶にない。

最終更新:7/18(火) 17:09
夕刊フジ