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偉業で後半戦開幕!巨人・長野、球団史上初2度目の2戦連続先頭弾

7/18(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、中日1-5巨人、13回戦、巨人9勝4敗、17日、ナゴヤD)プロ野球は17日、各地で5試合が行われ、後半戦がスタート。巨人は中日13回戦(ナゴヤドーム)に5-1で勝ち、4連勝を飾った。長野久義外野手(32)が一回、2試合連続の初回先頭打者本塁打となる9号ソロを放ち、チームを勢いづけた。2試合連続は自身2度目となり、プロ野球史上5人目、球団では史上初の快挙となった。最近9試合で6発目と、後半戦に入っても頼れる選手会長は健在だ。

 打球が左翼席へ一直線に伸びる。名古屋のG党も、不意を突かれたようにどよめいた。2戦連続となる先頭打者アーチ。試合開始早々、オレンジタオルが揺れた。

 「先頭打者として、いい流れを作るためにも塁に出ることを心掛けていました。先制点を取ることができてよかった」

 フルカウントから中日の19歳左腕、小笠原が投じた7球目、141キロの直球を捉えた。前半戦最終戦となった12日のヤクルト戦(東京ドーム)に続き、2試合連続の初回先頭打者弾。2試合連続は2013年5月22、23日の楽天戦(Koboパーク)以来、4年ぶり。2度の達成は伝統ある巨人にあって史上初の快挙となった。18日の2戦目では、1993年の松永浩美(阪神)だけしかいない3戦連続に挑む権利も手にした。

 「やっぱり、あとの打席が…」

 2打席目以降は2併殺打など、5打数1安打に終わった。いつも通りに謙虚な言葉を一言だけ残し、宿舎行きのバスへ駆け込んだが、最近9試合で6発目と上向きだ。

 2014年に手術した右膝痛の影響もあり、開幕から5月中旬まで打率は1割台に低迷したが、若手に交じって早出特打に取り組むなど苦闘。本来の強打を取り戻した。

 昨年1月のグアム自主トレ。自身のもとにアドバイスを求めにきた同じ右の若き中距離打者、和田恋に助言を送った。「素手でバットを持つ感覚は大事だよ」。練習中、長野は時々、素手で素振りをする。大半の選手が打撃用手袋をつけるが、選手会長は素手で握り、バットと腕が一つになる感触や、素手での打感を大切にしている。

 「ベンチも活気づいたというか、スタートとしては最高の形。投手陣も点を取ると楽ではないけど、いい形でマウンドに上がれる」

 2007年にシーズン最多記録となる9本の初回先頭打者本塁打を放った高橋監督も目を細めた。チームは4連勝で最大11あった借金も6月2日以来の5。白星発進した後半戦で、巨人がセ界を盛り上げる。

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