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日本画家、中路融人氏死去 文化功労者、琵琶湖周辺描く

7/18(火) 20:32配信

京都新聞

 琵琶湖周辺を題材にした風景画で知られる文化功労者で日本芸術院会員の日本画家中路融人氏(なかじ・ゆうじん)が18日午前8時3分、ホジキンリンパ腫のため京都市内の病院で死去。83歳。京都市出身。自宅は京都市西京区大枝北沓掛町5の6の3。葬儀・告別式は22日正午、京都市南区西九条池ノ内町60、公益社南ブライトホールで。喪主は妻あさえさん。
 京都画壇の山口華楊に師事し、日展を中心に活躍した。1995年に府文化賞功労賞を受賞。2001年に日本芸術院会員、07年に滋賀県文化賞を受け、12年に文化功労者となった。日展顧問も務めた。
 丹念な写生に基づき、水辺や野山、古都の社寺を季節感豊かに描いた。特に、母の郷里の滋賀県湖東や湖北地域に画題を求め、雄大な伊吹山や朝もやの田園、水辺の風景画に多くの秀作を残した。15年に東近江市名誉市民となり、翌年、同市に多くの作品を寄贈、中路融人記念館がオープンした。

最終更新:7/18(火) 23:54
京都新聞