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「サボリ大魔王」の称号返上! 大変身の阪神・西岡“練習の虫”に

7/18(火) 16:46配信

東スポWeb

 2位・阪神が17日の首位・広島戦(甲子園)を2―1で制し、後半戦白星スタートを決めた。この日は昨年7月20日の巨人戦での左アキレス腱断裂から約1年ぶりに一軍昇格した西岡剛内野手(32)が「1番・一塁」で即スタメン出場。今季初安打を放つなど攻守にわたって復活をアピールした。西岡といえば再三の故障続きと「サボり大魔王」なる不名誉な称号まで金本監督から与えられてきたが、今回は別。その変身ぶりに“あの人”も太鼓判を押したのだ。

 西岡は大声援の中、迎えた初回の第1打席で初球にいきなりセーフティーバントを敢行。一塁までの全力疾走を披露するなどらしさは全開で、5回には復帰後初安打となる技ありの中前打をマーク。

 この日は3打数1安打2四死球でフルイニング出場を果たし、上々のスタートを切った。

 試合後は安堵の表情を浮かべながら「(初回のセーフティーは)1発目だったので盗塁王を取ったスタイルでいくぞ、というところをアピールしたかった」「即スタメンでも驚きはなかった。そのつもりで一軍に上がってきている」「現状はポジションがどうだといえる立場ではない。今は任されたところでしっかりやって『どこどこ守りたい。何番打ちたい』と言えるだけの結果を残したい」など“ツヨシ節”も炸裂させた。

 一時は引退も覚悟した左アキレス腱断裂の悪夢からの戦列復帰。その変身ぶりは周囲を驚かせていた。以前は金本監督から「サボり大魔王」なる不名誉な称号を与えられたほど“手抜き”に関して天才的だった西岡だが、今回の大ケガを機に「練習の虫」に豹変していたという。

 実際、二軍でリハビリメニューから実戦復帰までの全日程を見てきた掛布二軍監督は「サボると聞いていたけど、全然サボらないじゃないか! それどころか練習量は誰よりも多い。本当に進退をかけてやっているんだ」と仰天し、復活の「太鼓判」まで与えたほどだったという。

 現役時代に「練習の鬼」だったミスタータイガースがそこまで話すのは異例のこと。確かに西岡のストイック度は半端ではなく、ある球団幹部は「あれだけ好きだったお酒も今はまったく飲んでいない。体重も減らしてスリムになって帰ってきた。それだけ目の色を変えてやっていたということ」と目を細めたほど。かつては得意としていた夜遊びもすっかり封印し、今回の復活にかけたというわけだ。

 そんな姿に金本監督は「(一塁は)慣れないポジションで不安だったが、よくやってくれた。ヒットも1本打ったのでよしとしましょう!」とまずは合格コメント。今からでも遅くはない。V奪還の使者として西岡がどこまで大暴れできるか、注目だ。

最終更新:7/18(火) 16:46
東スポWeb

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