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<コストコ崩落事故>建築士3人も再び不起訴 東京地検

7/18(火) 18:57配信

毎日新聞

 2011年の東日本大震災でスーパー「コストコ多摩境店」(東京都町田市)の立体駐車場のスロープが崩落し8人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた建築士(70)の無罪が確定した東京高裁判決を受け、異例の再捜査を進めていた東京地検が18日、他の建築士3人を再び不起訴処分(容疑不十分)としたことを明らかにした。

 今回の処分により、事故を巡って捜査対象となっていた建築士計4人は、いずれも刑事責任を問われないことで決着することになった。

 事故では11年3月11日、震度5弱~5強程度の揺れでスロープが崩落し、下敷きになった2人が死亡、6人が負傷した。

 地検は13年、警視庁から書類送検された4人の建築士のうち1人を在宅起訴。16年2月の1審・東京地裁立川支部判決は有罪(禁錮8月、執行猶予2年)を言い渡し、別の建築士3人に過失があった可能性を指摘した。これに対し、同10月の東京高裁判決は逆転無罪を言い渡し、やはり別の建築士の刑事責任について言及した。

 このため、地検が再度、関係者の聴取を行うなど、別の建築士3人について同容疑で再捜査していた。【飯田憲、平塚雄太、巽賢司】

最終更新:7/18(火) 19:10
毎日新聞