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二重国籍で議員辞職相次ぐ オーストラリアは憲法で禁止

7/18(火) 18:37配信

朝日新聞デジタル

 オーストラリアの野党、緑の党の上院議員2人が18日までに、二重国籍を持つことがわかったとして相次いで辞職した。移民の多い豪州では二重国籍を持つ人は珍しくないが、議員になることは憲法で禁じられている。いずれも幼少のころに豪州に移住し、元の国籍(市民権)を放棄したと思い込んでいたという。

 同党では、スコット・ラドラム氏(47)が14日、ニュージーランドの市民権を持ったままだったことがわかったとして辞職。18日には、ラリッサ・ウォーターズ氏(40)がラドラム氏の件を受けて調べたところ、カナダの市民権も持っていることが判明したとして辞職に追い込まれた。

 相次ぐ辞職に同党のディナタレ党首は「早急に候補者選びのプロセスを見直す」とツイートした。ウォーターズ氏は5月、乳児の娘に議場で母乳を与え、「国会議場で初めて授乳した」として話題になった。(シドニー=小暮哲夫)

朝日新聞社