ここから本文です

英CPI、6月は前年比2.6%上昇 伸び鈍化

7/18(火) 19:09配信

ロイター

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した6月の英消費者物価指数(CPI)は前年比2.6%上昇となった。約4年ぶりの高い伸びとなった5月(2.9%上昇)からは鈍化した。CPI上昇率の鈍化は昨年10月以来初めて。

エコノミスト予想は同2.9%上昇だった。

ONSによると、6月CPIは、世界的な原油価格の下落を受けた燃料価格によって押し下げられたという。

5月には押し上げ要因となったコンピューターゲームや周辺機器の価格低下も一因となった。

6月の小売物価指数は前年比3.5%上昇と、5月の同3.7%上昇から鈍化。

石油価格など振れの大きい品目を除いたコアCPIは前年比2.4%上昇となった。エコノミスト予想は2.6%上昇だった。

住宅コストを含むCPIHは前年比2.6%上昇となった。

6月生産者物価算出指数は前年比3.3%上昇と昨年12月以来の低い伸びとなった。ロイター予想とは一致した。

素材やエネルギーなどの投入指数は前年比9.9%上昇と、9月以来の低い伸びとなった。

CPIの公表を受けポンドは下落した。

アバディーン・アセット・マネジメントの首席エコノミスト、ルーシー・オキャロル氏は「今回の指標は短期的に利上げのチャンスをつぶすだろう。利上げを求める声は弱まりそうだ」と述べた。

ただ、多くのエコノミストはこれまで、インフレ率は近いうちに再び上向くと指摘していた。

スコシアバンクのエコノミスト、アラン・クラーク氏は「英中銀に対する(利上げ)圧力は弱まったが、依然として年内にインフレ率は3%を超えると考えている」と述べた。

最終更新:7/18(火) 19:09
ロイター