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満塁弾なのに滑り込み 八王子の越村「入ると思わず」

7/18(火) 19:53配信

朝日新聞デジタル

(18日、高校野球西東京大会 八王子12―0明星)

 18日の西東京大会4回戦。一回表に1点を先制し、なお2死満塁の場面。2球目のスライダーをフルスイングした八王子の捕手越村の打球は、右翼フェンスを越えた。満塁本塁打。だが、越村は三塁にスライディングした。「まさか入ると思わなかった」。本人も安藤徳明監督も全く同じ言葉で振り返る一発で、投手事情の苦しいチームを救った。

【写真】六回に7点目のホームを踏み、チームメートに笑顔で迎えられる越村(2)=ダイワハウス八王子

 昨夏の覇者・八王子。だが、甲子園のマウンドを踏んだエース米原、左の早乙女とも本調子ではない。公式戦初登板の村田に先発マウンドを託した。

 先取点が欲しい一回に満塁弾で打線に弾みをつけた。守備の合間に凍ったタオルで頭を冷やしてもらいながら好リードした越村は、「球数を節約したかった」。相手打線の次打者席での素振りから苦手な球種を判断し、初球から勝負した。村田は6回をわずか52球。一回の先頭打者に中前安打された以外は走者を許さなかった。安藤監督は「あの一発は大きかった。みんなで戦う意識が出てきた」とほめた。=ダイワハウス八王子

朝日新聞社