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オプジーボなど1億円分、不正持ち出し 神奈川の病院

7/18(火) 20:18配信

朝日新聞デジタル

 神奈川県茅ケ崎市は18日、市立病院から抗がん剤など16種類の医薬品(1億427万円分)が不正に持ち出されていたと発表した。薬剤師として勤めていた石川賢悟被告(33)=休職中=が4月、抗がん剤の窃盗容疑で神奈川県警に逮捕されたため、病院が詳しく調べていた。

 市によると、昨年9月から今年3月までに、高価ながん治療薬のオプジーボのほか、白血病や関節リウマチの薬など計851箱が持ち出されていた。処方されたように見せ掛けるため、在庫を管理するコンピューターが不正に操作されていた。医薬品が減ると薬品卸業者に自動発注され、2日以内に納品されるシステムになっており、病院は今春まで気づかなかったという。

 石川被告はこれまでに、約203万円分の抗がん剤などの業務上横領罪で起訴されている。捜査関係者によると、石川被告は医薬品を東京都内の業者に転売していたという。(遠藤雄二)

朝日新聞社