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<東日本大震災>身元確認で未入力ミス 岩手県警

7/18(火) 21:07配信

毎日新聞

 岩手県警は18日、東日本大震災の行方不明者のDNA型による身元確認作業で、親族らから提供を受けたDNA型の資料のうち1人分をデータベースに入力していないミスがあったと発表した。照合の結果、震災発生直後の2011年3月16日に大槌町内で見つかった遺体の身元を、同町本町の山崎正智さん(当時85歳)と確認した。

 県警によると、未入力のミスは5月ごろ、行方不明者のデータを再照合した際に発覚。県警は未入力の原因について「震災発生直後は提供数が多く、十分なチェックができなかった」と説明した。山崎さんの遺族に対しては、経緯を説明して謝罪し、今月14日に同町内の納骨堂から遺骨を引き渡した。他の入力ミスは見つかっていないという。

 県警捜査1課の佐藤靖弘次長は「早期に遺体の引き渡しを行えず大変ご迷惑をかけた。再発防止に努めていきたい」と話した。県内の震災犠牲者の身元判明は今年2月以来。身元不明の遺体は56人になった。【小鍜冶孝志】

最終更新:7/18(火) 21:13
毎日新聞