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<蓮舫氏二重国籍問題>戸籍資料を公開 例外的措置と強調

7/18(火) 21:23配信

毎日新聞

 民進党の蓮舫代表は18日、党本部で記者会見し、自身の日本と台湾の「二重国籍」が既に解消したことを証明するとして、戸籍謄本の一部などを公開した。蓮舫氏は「手続きを怠っていたのは事実だが、故意ではない。深く反省している」と陳謝。差別助長につながりかねないとの懸念を踏まえ、「国籍や名前、出自など、日本人と違う所を見つけて『違わないと戸籍で示せ』と強要することがない社会を作りたい。こうした開示は私で最後にしてほしい」と訴え、例外的な措置だと強調した。

【蓮舫代表の会見動画】

 公開された謄本は蓮舫氏の名前と生年月日、日本国籍を選択した宣言日が記載された部分のみで、宣言日は昨年10月7日。台湾が発行した同9月13日付の台湾籍の喪失許可証書も公表した。日本は台湾を国家として承認しておらず、外国籍喪失届を東京都目黒区が不受理とした証明書も示した。81年7月発行の台湾の旅券も公表。有効期限は日本国籍取得前の84年7月で、以降は旅券を取得していないという。

 蓮舫氏は当初、戸籍を公開しない意向を示していたが、会見では、自身の子供が成人して家族の理解を得たことに加え、野党第1党の党首として「政権に強く説明責任を求める立場で、発言の信頼が揺らいではいけない」と説明した。

 蓮舫氏の「二重国籍」は昨年9月の党代表選の際に発覚。蓮舫氏の説明が二転三転したため、党内の一部から戸籍の公開を求める声が上がっていた。

 蓮舫氏は父が台湾籍、母が日本国籍。蓮舫氏が生まれた67年当時は日本、台湾とも父の国籍しか受け継げず、台湾籍だけ取得した。85年1月に父母いずれかが日本国籍なら受け継げる改正国籍法が施行され、17歳だった蓮舫氏は同月に日本国籍を取得したが、台湾籍の離脱は「父がしてくれたと思っていた」という。だが台湾籍は残ったままで、約30年「二重国籍」が続いていた。【真野敏幸】

 ◆蓮舫氏が公開した主な資料

・戸籍謄本(6月28日付)の一部

 名前、生年月日、国籍選択宣言の日付

・台湾籍の喪失許可証書

・台湾当局に出した喪失申請書類

・1981年7月発行の台湾のパスポート

最終更新:7/18(火) 22:35
毎日新聞