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不明7人、捜索難航=九州豪雨、流木の山に阻まれ―19日で発生から2週間

7/18(火) 19:24配信

時事通信

 34人の犠牲者を出した九州北部の豪雨災害は19日で発生から2週間が経過する。

 依然7人の行方が分からず、自衛隊や福岡県警、消防などは懸命な捜索活動を続けるが、大量の土砂と丸太のような流木の山に阻まれ、難航を余儀なくされている。

〔写真特集〕2017年台風・大雨被害~福岡県朝倉市の衛星画像~

 被害が大きかった福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市では18日午後も約400世帯、800人以上が避難所に身を寄せている。18日は大雨が見込まれたため中止になったが、15~17日の3連休には県内外から大勢のボランティアが訪れ、家屋に入り込んだ土砂のかき出しなどに汗を流した。

 被害が大きかった地域はいずれも林業が盛んな地域で、スギやヒノキの人工林が多い。航空写真から分析した福岡県の推計では、朝倉市と東峰村での流木は少なくとも20万トンに上る。自衛隊などは重機も使って撤去を急ぐが、現場に山積みになっている流木には長大なものもあり、終わりは見えていない。林野庁は19~21日に流木による被害の現地調査を行うことを決めた。

 厳しい天候も捜索を妨げる要因だ。ここ数日は日中の気温が30度を超す猛暑が続いたが、18日は一転して雨に。朝倉市や東峰村では断続的に避難指示も出され、二次災害の恐れから、活動自体の一時中断も強いられている。

 犠牲者の遺体は、筑後川下流の有明海沿岸でも見つかっている。県警などはゴムボートも投入して不明者の発見を急いでいる。 

最終更新:7/18(火) 20:49
時事通信