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前日本Sバンタム級王者・石本、再起戦をKOで飾る

7/18(火) 21:46配信

スポーツ報知

◆報知新聞社後援 プロボクシング「ダイナミックグローブ」▽フェザー級10回戦(56・2キロ契約) 〇石本康隆(KO 7回2分38秒)アルネル・バコナヘ●(18日、東京・後楽園ホール)

 セミファイナルでは前日本スーパーバンタム級王者で同級4位・石本康隆(35)=帝拳=が再起戦をKO勝利で飾った。フィリピン同級13位アルネル・バコナヘ(23)に7回2分38秒KO勝ちした。今年2月の日本王座3度目の防衛戦で敗れ、今回が約5か月ぶりのリングだったが、7回に2度のダウンを奪って勝負を決めた。石本の戦績は30勝(9KO)9敗、バコナヘは8勝(6KO)3敗となった。

 2回にバッティングで石本が眉間をカット。するとバコナヘのパワフルな攻撃が強まり、石本はフックを被弾するなど、やや苦しい立ち上がりになった。それでも石本は4回から圧力を強めて巻き返しを図る。5回に左ボディーを決めると、相手はペースダウン。ペースを引き寄せ迎えた7回、激しい打撃戦に突入すると、石本が左ボディーから右を決め先制ダウンを奪った。立ち上がった相手に石本が再び左ボディーを決めて10カウントを聞かせた。普段は冷静な石本が、相手が倒れてからもパンチを出し続けていた。「普段はあんなことしないんですが…。とにかくぶん殴ることしか考えていなかった」と執念で白星を引き寄せた。

 2月に久我勇作(ワタナベ)に2回TKOで敗れて王座を失い、5か月ぶりの再起戦。決して楽な展開ではなかったが「ホッとした」と胸をなで下ろした。「スカッと勝って無傷でタイトルマッチに行けたらと思っていたが、これではちょっと…」と苦笑いしながらも、「まだまだボクシングが下手なので、早く練習したい」と35歳のベテランはあくなき向上心を見せた。

最終更新:7/18(火) 21:46
スポーツ報知