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夏、飛び立てグローバル人材!

7/18(火) 10:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

もうすぐ夏休み。短期の語学研修や、9月入学に合わせた海外留学の準備に追われているお子さんもいることでしょう。近年では国内でも海外の人たちと交流する機会が増えてきていますが、やはり現地で異文化を丸ごと体感することは、何にも代えがたい経験となることは間違いありません。グローバル人材の育成が国を挙げての課題となっているなか、実態はどうなっているのでしょうか。

3か月未満は大幅減

文部科学省は、隔年で「高等学校等における国際交流等の状況」を調べており、最新の結果は2年前(2015<平成27>年度)になります。それによると、生徒を3か月以上の「留学」に派遣した高校は、全高校(当時は4,939校)の22.3%に当たる1,100校で、2013(平成25)年度の前回調査と比べると20校減少しました。ただし、派遣された生徒の延べ数は7.7%(300人)増の4,197人となっています。行き先は42か国・地域(前回調査比4か国・地域減)で、米国が29.7%(1,245人)を占めています。

一方、3か月未満の「研修旅行」に生徒を派遣した高校は、36.2%に当たる1,788校で、171校の減少となりました。派遣された生徒の延べ数を見ても、17.1%(6,507人)減の3万1,645人となっています。海外に出ていきたがらない「内向き志向」も指摘されますが、景気回復の実感がなかなか家庭にまで届かないなか、わざわざ海外に出なくてもよいと考える生徒が少なくないのかもしれません。

生徒にアンケート調査をしたところ、将来「留学したい」と回答した生徒は前回調査(43.7%)に比べ4.0ポイント減の39.7%で、40%をわずかながら下回ってしまいました。留学したらやりたいこと(複数回答)を尋ねると、「語学力を向上させたい」を挙げたのは、前回の61.5%から54.2%へと、7.3ポイント低下しています。同様に、「外国の人と友達になりたい」は53.1%→36.7%、「外国の文化、スポーツ、歴史、自然等に触れたい」も47.8%→39.1%に低下しました。一方で、「新しいことに挑戦したい」と回答したのは27.7%→28.4%と若干増えていますから、異文化体験に意欲を持つ生徒は一定いるようです。

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