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【国民年金】納付率の上昇が今後も続けば、財源不足が問題に 「消費税率」の引き上げ延期ができなくなる訳とは

7/18(火) 7:00配信

マネーの達人

2017年6月30日に厚生労働省から、次のような計算式で算出される、2016年度の国民年金の納付率が発表されました。

(実際に保険料が納付された月数 ÷ 保険料を納付する必要のある月数)×100

なお保険料の納付を全額免除された月数や、保険料の納付を猶予された月数などについては、「保険料を納付する必要のある月数」から除外されるので、これらが増えた場合にも、国民年金の納付率は上昇していきます。

その発表によると2016年度の国民年金の納付率は、前年度比で1.7ポイント上昇し、65.0%だったそうです。

この結果に対して、まだ3人に1人が保険料を納付していない状態と、厳しい意見を言う方がおりますが、個人的には一定の評価をすべきだと思いました。

その理由として過去最低の納付率だった2011年度の58.6%から、5年連続で上昇しているからです。

納付率の上昇が始まった2012年度に、安倍首相が政権に復帰へ

納付率の上昇の始まりとなった、2012年度を振り返ってみると、2012年9月に安倍首相が自民党の総裁に復活し、また同年12月には内閣総理大臣にも復活しました。

それからは皆さんもご存知のように、「アベノミクス」という経済政策を打ち出し、日本経済は回復していきます。

この数年はアベノミクスの勢いに陰りが出ておりますが、失業率は低下を続けていき、最近は人手不足が社会問題になっているのです。

失業率の低下と賃金の引き上げが、納付率を上昇させる

新聞などを見てみると、納付率が上昇した要因について、次のようなものが挙げられております。

・ 日本年金機構が保険料の強制徴収を強化
・ 納付猶予の対象者を、30歳未満から50未満に拡大(2016年7月)
・ 短時間労働者に対する、社会保険の適用拡大(2016年10月)

ただ個人的には安倍首相が政権に復帰してからの、日本経済の回復などによって、失業率が低下し、それに加えて人手不足から賃金が引き上げされたので、国民年金の保険料を納付できるだけの収入がある方が増えたというのが、一番の理由ではないかと思うのです。

このような状態がこれからも続いていくなら、国民年金の納付率は更に上昇していくという、希望が持てるのではないでしょうか?

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最終更新:7/18(火) 7:00
マネーの達人