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1997年F1王者ジャック・ビルヌーブ、クビアトに苦言「一時的にでもシートを剥奪すべき」

7/18(火) 6:50配信

motorsport.com 日本版

 トロロッソのダニール・クビアトはイギリスGP決勝のオープニングラップ、コース後半の高速コーナーであるベケッツでワイドになってしまい、コースに戻る際にチームメイトのカルロス・サインツJr.と接触してしまった。

ドライバーペナルティポイント一覧(イギリスGP終了時点)

 このクラッシュでサインツJr.はリタイア。クビアトはダメージを受けたマシンで走行を続けたが、トラックへの合流の仕方が危険だとして、ドライブスルーペナルティを科せられた。

 クビアトは、チームメイトが状況をもっと良く予測してくれていれば、接触を避けるのに役立ったはずだと語った。一方のサインツは、クビアトは公に自身の考えを述べるのではなく、チームと直接話し合いをすべきだと、それをあしらった。

 1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、motorsport.comに「クビアトが何をしようとしているかわからない」と語った。

「この件で、何が最悪だったかわかるか? 彼は無線でチームメイトを非難しようとしたんだ。サインツが悪いと考える者は誰一人としていないというのに」

「彼が見せた態度は良くない。彼は家で”お留守番”しているのがふさわしい。彼は窮地に陥っているんだ。もしサインツがそこにいなければ、彼は次のコーナーでスピンしてしまっていただろう。なんにせよ、彼はリタイアしていたはずだ」

「彼はしばらく家にいるべきだ。そうすれば、限度を超えてしまった週末が今回だけではないということに、考えが至るだろう。おそらく、F1は彼にとって速すぎたんだ」

 クビアトは、前戦のオーストリアGPでもスタート直後に多重クラッシュを引き起こし、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を撃墜してしまった。この件でも、彼はドライブスルーペナルティを受けており、16位でフィニッシュしている。

 クビアトに対してスチュワードが厳しくペナルティを出していると感じるかと聞かれると、クビアト本人は「そう信じている」と答えた。

 これについてもビルヌーブは批判、現在の状況では間違ったアプローチだと考えている。

「誰かを非難しているだけでは、学習することなどない」と彼は語った。

「もし自分が悪くなくても、常に反省はすべきなんだ。それだけが、自分自身を良くしていく方法なんだ」

「100%自分に過失があることが明らかな状況で、その責任を誰かに転嫁しようとしているのは、情けないし哀れだ」

「普通、ドライバーに2度目のチャンスは与えられない。彼は学習しないようだから、”もう十分”だろう」

Lawrence Barretto