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イギリスGP”完敗”のベッテル「予選パフォーマンスの向上で、勢力図を変えられる」

7/18(火) 8:21配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選ペースを改善できれば、勢力図を一変させることができると考えている。

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 イギリスGP開始前、ベッテルはメルセデスのルイス・ハミルトンに対し、ドライバーズランキングで20ポイントのリードを築いていた。しかし、そのイギリスGPでハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たしたのに対し、ベッテルはタイヤトラブルの影響もあって7位フィニッシュ。ランキング上のリードはわずか1に縮まった。

 メルセデスは今季10レースのうち、8レースでポールポジションを獲得している。しかしその一方で、フェラーリは5月のモナコGP以降、ポールポジションを獲得できていない。ベッテルはこの点を改善することが、チームの上昇にとって重要なことだと考えている。

「ここ数レース、メルセデスが少しばかり強いのは疑いようのないところだ。勢力図を変える要素は、予選にあると僕は思っている」

 そうベッテルは語った。

「彼らはエンジンのモードを上げることができる。彼らはストレートで、0.3~0.6秒僕らより優位に立っているんだ。バクーでは0.7秒だったけど、オーストリアでは0.5秒だった」

「それは僕らにはできないことだ。取り組んではいるけど、ひと晩でできるようなことじゃない。パニックを起こしたり、心配しすぎる必要はないけど、しっかりと認識しておく必要がある」

「彼らはとても速いし、僕らが埋めるべきアドバンテージを持っている。でもそのうち、別の見方に変えられるかもしれない」

「もし1周目、最初のコーナーで先頭に立っていれば、レースは違って見えるはずだ」

今年最も進歩したのはフェラーリ

 ベッテルは、フェラーリのレースペースには満足していると語る。特に2016年から今年にかけての進歩の度合いは、忘れてはならないと考えている。

「去年、僕らは遠く離れていた。しかし、今年は大半のレースでメルセデスに対峙できている」

 そうベッテルは語った。

「僕らがどこからやってきたのかを忘れてはいけない。僕らは全チームの中で最も大きな前進を遂げたんだ」

「レッドブルは冬の間、どれほど良いのかと注目を集めていた。でも、今のところ彼らはそこに達していない」

「誰もが全力で仕事をしている。そして僕らは、メルセデスが現在持つ予選でのアドバンテージを埋めるために、熱心に取り組んでいるんだ」

「クルマは素晴らしい。ここ(イギリスGP)でも素晴らしかった。十分に速いわけじゃないかもしれないけど、僕らが得た結果よりはずっと速いんだ」

 ハミルトンは、メルセデスのレースペースが、イギリスGPに勝つ重要な要素だったと考えている。

「予選ペースはとても強く見えるだろう。そして今日は、レースペースもフェラーリよりもずっと良かった。おそらく、今シーズン初めてのことだ」

 そうハミルトンは語った。

「それを見れたのは、本当に良いことだった。彼らはエンジンをアップグレードしてきたと思う。でも、僕らは何のアップグレードもなしに、ここにやってきたんだ」

「パフォーマンスの面では、両チームに長所と短所がある。でも今週末は、ここまでのどのレースよりも、僕らはマシンから最大限のパフォーマンスを引き出すことができた」

「今週末は誰よりも素晴らしいパフォーマンスだった。それ以外に何を言えばいいのか分からないよ」

Glenn Freeman