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スプレーギク新品種育成  県農業開発総合センター

7/18(火) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県農業開発総合センターは夏から秋にかけて出荷するスプレーギクの新品種「サザンサマーピンク」を育成した。開花時期を調整するための電照時間が短縮し、コスト削減や省力化が期待できるという。主力産地の沖永良部島など県内全域での普及を目指す考えだ。

 電照は日照時間が短くなると花をつけるキクの性質を利用した栽培技術。電球を使うのを止めると、開花する。

 従来品種は6月に出荷する場合、電照開始から開花まで53日を要していたが、サマーピンクは43日で花が開く。このため作業の時間と手間が省ける上、農薬の散布回数や電気代も減らせるという。

 サザンシリーズは夏場の高温の影響を受けにくく、温暖な地域での栽培に適している。2003年ごろ初めて品種登録し、サマーピンクは33種目。発色のいい淡い桃色の花びらが特徴だ。2月に県フラワーセンター(山川町)で苗の供給が始まった。

 県農業開発総合センターは冠婚葬祭を中心に幅広い需要が見込めるとし、「同時期に出荷できる花色のバリエーションを広げ、有利販売につなげたい」としている。

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/18(火) 13:00
南海日日新聞