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Acoustic Research、平面駆動型ヘッドホン「AR-H1」を7万円で9月に発売

7/18(火) 20:30配信

Stereo Sound ONLINE

ハイレゾに対応したオープンエアータイプ

 アメリカのオーディオブランドAcoustic Research(アコースティックリサーチ)より、オーバータイプのヘッドホン「AR-H1」が9月末に発売される。価格は¥79,800(税別)。

Acoustic Research、平面駆動型のヘッドホン「AR-H1」を9月に発売。プロのファーストインプレも紹介

 AR-H1は、平面磁界駆動式を採用したヘッドホンで、昨年ドイツで行なわれたハイエンドショー2017などへ出品して話題を集めたモデル。形状はオープンタイプで、平面駆動を行なうことで、ピュアな信号伝送が可能となり、結果、より繊細なサウンドが楽しめるのが特徴となる。

 ドライバーのサイズは86mmでもちろん平面型。再生周波数帯域は、10Hz~60kHzで、国内風に言えばハイレゾ仕様。インピーダンスは33Ωで、感度は92dB/mWと応答性は高い。ケーブル長は1.2m。

 ケーブルは着脱式で、ヘッドホン側のプラグは2.5mm、プレーヤー側のプラグは3.5mmステレオミニオとなる。今後オプションとしてOFCの標準タイプ(3.5mmステレオミニ)や6N-OCCタイプの4.4mm5極バランスのケーブルなどもラインナップ予定だという。

 発表に先駆け、Stereo Sound ONLINE新製品レビューを担当する、木村雅人さんが試聴しているので、ファーストインプレッションを紹介する。

ヴォーカルを伸びやかに表現する開放的なサウンド 木村雅人

 Acoustic Researchから発表された、平面駆動式ヘッドホン「AR-H1」を試聴する機会を得たので紹介したい。

 AR-H1は上で紹介しているとおり、ドライバーにネオジウムマグネットを使い、平面駆動式の振動板を備えたオープンエアー型ヘッドホンだ。密閉式+ダイナミック型のヘッドホンとどれほど傾向が異なるのか気になるところだ。

 再生にはアステル&ケルンのデジタルオーディオプレーヤー(DAP)「AK-380」を使用。今回の試聴は極めて短い時間だったため、音の違いを把握しやすいよう、普段からリファレンスに利用しているソフィー・ミルマンの『ソフィー・ミルマン』から「Agua De Beber」(44.1kHz/16bit/wav)を選択した。

 AR-H1を聴いてすぐ感じられたのが、音離れがよく、サウンドフィールドが広くいことだ。密閉型のヘッドホンだと音が頭の上の方にこぢんまりまとまって聴こえがちだが、本機ではソフィー・ミルマンのヴォーカルが開放的。スッキリとしつつも伸びのいい響きで、サウンドバランスもフラットで聴きやすい。ハウジングはオーバーイヤー型でやや大きめ。そのおかげで耳をすっぽりと包み装着感がいい。本革製と思われる柔らかい風合いのイヤーパッドと相まって長時間の試聴でも疲れにくいだろう。

 昨今よく耳にする、平面駆動式のヘッドホンが気になっている方には一度聴いておいて欲しい。

最終更新:7/18(火) 20:30
Stereo Sound ONLINE