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1億円の借金返済に…政務活動費だまし取った元県議に有罪判決/奈良

7/18(火) 20:18配信

奈良テレビ放送

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 多額の政務活動費を騙し取ったとして詐欺などの罪に問われていた元奈良県議会議員・上田悟被告に、きょう有罪判決が言い渡されました。

 起訴状などによりますと、上田被告は県議を務めていた平成22年度から27年度の間、虚偽の収支報告書や領収書を提出する手口で政務活動費約1230万円を騙し取ったなどとされています。公判の中で検察側は、上田被告には約1億円の借金があり、騙し取った政務活動費は借金の返済のほか競輪や株取引の支払いに充てたと指摘。「県民の信頼を踏みにじり極めて悪質」として、懲役3年6カ月を求刑していました。きょうの判決で奈良地裁の西川篤志裁判長は「地方自治の実現を根本から揺るがしかねない重大な犯行で、県会議員としての自覚を著しく欠いている」と指摘しました。一方で、騙し取った金はすべて返し反省しているなどとし、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

上田被告「本当に反省をもって今日の判決を聞かせて頂きました。県民の皆さんに深くお詫びを申し上げる、その気持ちでいっぱいでございます。私的な資金、それからこういう公金から支出されるお金が一緒になってしまっていた、これが一番の反省でございます。」

 なお、上田被告は事件が発覚した昨年、県議を辞職しており、今後政治活動をするかについては未定としています。

最終更新:7/18(火) 20:27
奈良テレビ放送