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広島被爆者・佐々木禎子さんの生涯伝える 十和田で企画展

7/18(火) 11:05配信

デーリー東北新聞社

 青森県十和田市馬事公苑の称徳館で15日、企画展「平和への想(おも)い~サダコと折り鶴ポスター展」が始まった。広島への原爆投下で被爆し、10年後に白血病を発症して12歳の若さで亡くなった佐々木禎子さんの生涯を紹介するポスターを通じ、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えている。8月27日まで。

 佐々木さんは2歳で放射能を含んだ黒い雨を体に浴びた。小学6年で白血病と診断され入院。中学への通学を夢見ていたが、かなわず無念の死を遂げた。

 その後、小学校時代の同級生たちが、原爆で亡くなった全ての子どものために、慰霊碑を建立しようと呼び掛けた。全国からの募金で、広島市の平和記念公園に佐々木さんをモデルにした「原爆の子の像」が完成した。

 会場では、佐々木さんが病床で千羽を超える折り鶴を作るなど、最後まで生きる希望を持ち続けた生涯や、原爆の恐ろしさなどを当時の新聞記事や写真を交えてポスターで紹介。来場者が折り紙で鶴を作れるコーナーもあり、原爆の子の像へ後日届けられる予定。

 入館料は一般300円、高校・大学生100円、中学生以下無料。開館は午前9時~午後4時半。月曜休館(祝日の場合は翌日。8月14日は臨時開館)。問い合わせは称徳館=電話0176(26)2100=へ。

デーリー東北新聞社